第5話

「作戦」
922
2024/05/12 07:42 更新


Coe.
わ、別れるって……なんで?
Relu
だって……こえくん、別に好きな人がおるんやろ?
Relu
飽きたんかなって……
Coe.
い、いるわけないじゃん!
Coe.
れるち以外の人を好きになろうとしたこともないよ!
Relu
じゃあ、!
Relu
この前のは……なんなん………?
Coe.
この前……?
Relu
とぼけんといてや………
Coe.
とぼけてないよ!!
Coe.
そっちが疑ってくるならこっちも言うけど、先週一緒に歩いてた女の人は誰なの?
Relu
え、?
Coe.
くにおと遊びに行ったときにたまたま見かけたよ……
Coe.
僕といるときより楽しそうな顔してさ……
Relu
っ……!
Relu
そんなことあるわけないやろ!
Relu
っていうか、それには訳があって___
Coe.
言い訳なんて聞きたくないよ!!
Relu
言い訳なんかじゃなくて……!
Coe.
ッ………(ポロッ
Coe.
もうッ………いい……!!!
タッタッタッタッタッタッタッ
ガチャッ、バタンッ
Relu
え、ちょ、こえくん!?




























くにの家
くに
ふわぁ~……
くに
そろそろ寝ようかなぁ……
くに
あ、でもその前にドラえもんの映画見なきゃ………
ピンポーン
くに
ん?
くに
(こんな時間に誰だろ……)
こったろ
『真夜中にインターホンが鳴ったらドアガードしてから出てね』
こったろ
『覗き穴は色々と危ないから塞ぎなよ』
くに
『覗き穴ってどこが危ないのw』
こったろ
『覗き穴を通して外からも中見れちゃうんだって~』
くに
『え、なにそれ怖……』
くに
『ありがと!気を付けるよ!』
くに
(………終わった)
くに
(無理だよ俺!!何も対抗できるもの持ってないよ!!!)
くに
(ほ、包丁はやりすぎだし……あ、でもドアガードがあるから大丈夫かな!?)
くに
(でももし拳銃持ってたらどうしよう!?)
くに
うぅ……
くに
(とりあえず、ゆっくり開けたら大丈夫かな……)
ガチャッ……
くに
は~い……
Coe.
ひぐッ……ぐすッ………
くに
……へ?
くに
こ、こえ氏!?ど、え……ど、ど、どうしたの!?
くに
ちょ、とりあえず中入りな!?
Coe.
ありがとッ……

















リビング
くに
えっと……どうしたの?
くに
れるちとなんかあった?
Coe.
そのッ……さっき、れるちと言い合いになっちゃってッ………
Coe.
ちゃんと話し合わなきゃって思ってたのにッ……ぐすッ………僕が一方的に言っちゃったッ………
Coe.
れるちはッ……僕の話……最後まで聞いてくれてたのにッ………
Coe.
僕ッ……ぐすッ………ずっと怒鳴っちゃってッ………
くに
そうだったんだ………
くに
(これ、いつもの喧嘩じゃないよね……)
くに
(っていうか、あのれるちとここまで言い合いになることって今までにあったっけ……?)
くに
……話せないなら大丈夫なんだけどさ、
くに
喧嘩の原因ってなに?
Coe.
そのッ……先週に………ッ、
説明中
Coe.
それでッ……言い合いになっちゃってッ…………
くに
そうなんだ………
くに
(れるちって浮気するような人じゃないから、なんか事情がありそうだけど……)
くに
(でも、どんな事情があって女性といたんだろう……)
くに
(予想が付かないなぁ………)
くに
(女性と接触する機会とかもあんまりないし………)
プルルルルッ、プルルルルッ、プルルルルッ、プルルルルッ
くに
あ……
くに
こえ氏、ちょっと電話してくるね、!
Coe.
んッ……
ガチャッ、バタンッ
くに
はい、もしもし?
こったろ
『あ、くにおちゃん』
こったろ
『そっちにこえくん来てない?』
くに
あぁ、来てるよ
くに
それがどうかしたの?
こったろ
『実は、さっきれるちが俺のとこ来てさ……』
こったろ
『こえくんがいなくなったって言ってたから、とりあえずメンバーに電話してみようかなって……』
こったろ
『えっと、何がどうなってこんな状況になったのか分かる……?』
くに
俺もよく分かってないんだけど、こえ氏がさっき……
説明中
くに
それで、なんか喧嘩に発展しちゃったらしくて……
こったろ
『あ~……れるちも同じようなこと言ってたんだよね……』
くに
………もしかしてさ……
くに
お互いに勘違いしてるんじゃない?
こったろ
『絶対そうだよね……』
こったろ
『二人とも浮気みたいな人を傷つけるようなことする人じゃないし……』
くに
れるちが先週女性と一緒に歩いてたのは知ってる?
こったろ
『それも本人から聞いたよ、』
くに
理由も聞いた?
こったろ
『いや、理由は頑なに話してくれないね……』
こったろ
『でも浮気じゃないって言ってるから、浮気に関連するような理由じゃないと思うし……』
こったろ
『あ、そういえば、こえくんからは他に何か聞いてない?』
くに
え?
くに
うーん……喧嘩になっちゃったことしか聞いてないけど……
こったろ
『れるちが、こえくんが女の子と一緒に出かけてたって言ってたんだけど……それについては?』
くに
あ~!それなら聞いてるよ!
くに
こえ氏の友達が女装して出かけるっていう罰ゲームをやることになっちゃったみたいなんだよね……
くに
多分それを浮気と勘違いしちゃったんじゃないかな?
こったろ
『うわ……めっちゃ嫌なすれ違い起こっちゃってるじゃん………』
くに
たしかに……
くに
どうする?このまま放置してたら関係崩壊確定演出きちゃうよ……
こったろ
『うーん……』
こったろ
『あんまり二人の関係に首突っ込むのは良くないけど、仲直りするために動いてみよっか!』
くに
そうだね……!
くに
ゆさんにも二人が仲直りできるように動いてもらうようにお願いしておくよ、!
こったろ
『じゃあ俺もれるちからなるべく詳しい話を聞いておくね!』
くに
うん!ありがとう!
くに
俺もそうしとく!
こったろ
『それじゃ、またあとでね~』
くに
うん!
ピッ
くに
(はぁ……二人とも同じ勘違いするとか、思考回路から双子だなぁ……)


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