夢主sibe
世界会議の会場へ向かう最中の送迎車の中。
いつもの祖国様なら何かしら話しかけて話題を作ってい
たのに…
何故か今は…
何故か気まづい雰囲気で、祖国様はずっと車の窓を眺めていた。
祖国様窓の外に夢中でずっと無言だし…
ただでさえ私は少し不慣れなお洒落をして落ち着きないのに…
あぁ、死にたい…………
すると祖国様は顔を窓から少し私の方へ向ける。
私の方を見つめる祖国様の表情は、
なんだか緊張して顔を赤くしている様子だった。
恥ずかしい、すごく恥ずかしい。
今すぐにでも死にたいぐらい恥ずかしい。
でも、私…
少しは、女っぽくなったって事なのかな……
【世界会議室】
や、やばい…祖国様はトイレで今近くに居なし…
今会議中なのに他の国は何故かめっちゃ騒いでてこっち気づかないし………いつもの事か…
…なんか、このイタリアさんもめっちゃ見てくるし…
突然、私の手を何かが包み込むかのように温かくなり
私は瞬時に自分の手に目線を向けた。
…イタリアさんが私の手に手を添えてた…
こ、これはまずい……!!!!
イタリア男特有のナンパ…ってやつだ!!!(中国から教えてもらった)
あっという間にイタリアさんはどっかに行った。
あの人逃げ足だけは速いんだよな……
そう言って、私は自分の手に視線を下ろす。
すると祖国様は少し震えてる手で私の小指に触れた。
祖国様がゆっくりと私の手に触れようと……
……触れようと…したけど手を素早く閉まった…
どうも人間です。
改めてこの小説書き始めて5ヶ月ぐらい経ったのを知ってめちゃくちゃビビってます。

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!