第73話

秘密
1,414
2026/02/14 11:56 更新
ひより
ひより
学パロ‼️






you side




大森元貴
なんで秘密にしてるの!!




放課後、人気のない帰り道で
元貴が今日もクレームをいれてくる。



大森元貴
ほんとは好きじゃないのかなぁとか


大森元貴
僕と付き合ってることがそんなに、
恥ずかしいのかなぁとか

あなた
被害妄想がすごい
大森元貴
すごくない!!





腕組んでむくれて仁王立ちしてる。
高校3年生、情緒3歳。










私たちは実は小さい頃からの幼なじみで、
今では彼氏彼女って感じになった。








でも、元貴と付き合ってることは誰も知らない。



ほんとに、誰も。

お互いの両親は知ってるけどね。
よく家来るし、行くし





でも、クラスメイトはもちろん…
元貴も私も仲良い若井と涼ちゃんでさえも知らない。









つまり、完全極密。









校内での私たちの会話といえば_____






―――――――――

大森元貴
宿題みせて〜
あなた
やだ


―――――――――




とか





―――――――――

大森元貴
若井いる?
あなた
いない
若井滉斗
います ((


―――――――――



とか、こんな何でもない話ばかり。







だから、放課後人気のない帰り道を
歩いてる時に元貴は決まって_____





“なんで秘密にしてるの!!”



っていうクレームタイムが始まる。







大森元貴
だってさ聞いて?!


大森元貴
学校だったら、
必要最低限のことしか話さないんだよ?

あなた
学校は学校、校外は校外

大森元貴
二重人格?
あなた
ちがう



私は ふぅ とため息をつく。







あなた
私は目立ちたくないの。
静かに平和に生きたいの

大森元貴
僕と付き合ってると騒がれるの?

あなた
うん

大森元貴
へぇ~






なんか、嬉しそうなのやめて欲しい。

口角飛んでいきそうなぐらいあがってるよ…



大森元貴
それでも、ほんとは好きじゃないのかなぁって思っちゃうもん

あなた
そんなことないよ




そう言った瞬間、元貴の顔が一気に明るくなる。



「ぱぁ✨️」って効果音聞こえてくる。




- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-←こんな顔で見つめられてる。





大森元貴
じゃあ明日学校でも普通に話して?

あなた
内容にもよる

大森元貴
校内でも彼氏扱い
あなた
却下
大森元貴
即答?!




私は笑って、
元貴のマフラーを引っ張る。







あなた
でも、、、











あなた
ちゃんと好きだよ?





大森元貴
…今の、録音したい
あなた
しないでいい

大森元貴
お願い、もう1回言って!
あなた
そんな堂々とスマホ構えないで

大森元貴
お願いします、あなたの下の名前様!!
あなた
言わない

大森元貴
ケチ、、





























そして、次の日。




朝からもちろん、嫌な予感はしてたよ。





なんか、ゾワゾワするなぁって………












そんなこと考えてたら、
休み時間急にドアが ガラッ って開いて____





大森元貴
あなたの下の名前〜




来た。





しかも、なんかいつもより堂々としてる……


あなた
なに

大森元貴
宿題みせて〜

あなた
昨日みせた
大森元貴
復習 ((
あなた
帰れ




いつもならここで帰るのに、
今日は頑なに帰らない。




教室のドアのところで腕組んで立ってる。





目立つ。
目立ちまくってる。







若井滉斗
なにしてんの元貴 笑
あなた
しらない



そんな元貴を見て、
私の隣の席の若井がニヤニヤする。





若井滉斗
ひまなの?

大森元貴
ひまじゃない、あなたの下の名前に用事あるから




なんでそんな堂々としてんの???



やばいなぁって思ってたら、
若井の目がキラって光る。








若井滉斗
え、なに?2人付き合ってんの?笑




一瞬、空気が止まる。





この言葉を、私は1番恐れていた。





大森元貴
よくぞ聞いてくれました。
実は……つきあ_____

あなた
付き合ってないよ???




ほんとに今後一切、
元貴と若井を2人きりにしたらダメだ……



何を言い出すかわからない。






私が全力で被せたら、
元貴、口半開きで固まってる。






若井は謎に爆笑してる。





若井滉斗
元貴振られてるじゃん笑

大森元貴
振られてないし!!



元貴がめちゃくちゃに、じーってこっちみてくる。



“裏切り者!” って今にも言い出しそうな目。






藤澤涼架
元貴~教室もどろー




廊下から涼ちゃんの声がする。



涼ちゃんと元貴は同じクラスで、
よく二人で教室来るけど多分涼ちゃんは
無理やり連れてこられてる。






大森元貴
…はぁい



元貴が涼ちゃんのところに行く時、
一瞬だけこっちをチラッと見る。





あの目は_____






完全に、 “後で覚えてろよ” の目だ。








あなた
おわった (( 白目

























放課後。





いつもの場所で一緒に歩く。


絶対、休み時間の話されるじゃん………


大森元貴
なんで遮ったの!!


やっぱり、、


あなた
だってあそこで認めたら、
大騒ぎになっちゃうじゃん

大森元貴
ちょっとくらいバレてもいいじゃん!
あなた
よくない

大森元貴
僕、存在ごと拒否されたんだけど

あなた
大げさすぎだから




誰もそこまで言ってないし。










ちょっと拗ねた顔してから、
元貴がぐいっと近づいてくる。







大森元貴
じゃあさ

あなた
なに





大森元貴
今ここで、 “彼氏です” って言って
あなた
だれに?
大森元貴
僕に 
あなた
意味ない
大森元貴
あるから!!




超近距離だし、、、


ここで、言わなかったら絶対明日言いふらされる。

そんな気がする ((








大森元貴
…好き?


あなた
…好き
大森元貴
聞こえない



あなた
好き!!


思いっきりそう言ったら、
元貴の顔が一瞬で崩れる。




大森元貴
これだけで今日生きていける
あなた
単純すぎでしょ

大森元貴
でもさ




元貴がニヤッとして、意地悪く言う。







大森元貴
明日も教室、行くからね?

あなた
来なくていい






大森元貴
明日もあなたの下の名前に “付き合ってない”
って言われたらどうしよ……
あなた
言う
大森元貴
ひど





私は少しだけ元貴に近づいて、
袖をきゅっとつまむ。







あなた
でもね、
大森元貴
ん?





あなた
学校でも放課後でも、、


あなた
ちゃんと元貴は私の彼氏だし、
私は元貴の彼女だから






大森元貴
……ずる


元貴の方をチラって見ると、
耳も顔も赤くして私の事見てる。



あなた
なにが

大森元貴
その切り替え



私は笑って____




あなた
秘密の方が、ちょっと特別じゃない?


元貴は “うーん、、” ってちょっと考えてから____



大森元貴
……まぁ、たしかに
あなた
でしょ





大森元貴
じゃあ僕も、学校では
ただの幼なじみを演じます。
あなた
お願いします。






こんなこと言ってても、多分明日には
“なんで隠すの!!” って言ってくるんだろうなぁ……




それでも、
ちゃんと元貴も言わずに我慢してくれてるし……






若井とか涼ちゃんにぐらいなら、
言ってもいいのかな……?























翌日。



教室に入った瞬間。









―――なんか変。









めちゃくちゃ視線を感じる。



あなた
…おはよ



右隣の子にそうやって挨拶したら、
なぜかニヤニヤしながら返事してくる。





寝癖もついてないと思うし、
パジャマ登校もしてない………






なんか、嫌な予感。






席に座った瞬間、
左隣の若井が椅子をこっちにガッと寄せてきた。





若井滉斗
あなたの下の名前さん

あなた
なに

若井滉斗
おめでとう

あなた
なにが

若井滉斗
バレてる

あなた
は?






心臓が飛び跳ねて、
そのまま止まりかけた。



あなた
…なにが、

若井滉斗
元貴と付き合ってること

あなた
は?????



びっくりしすぎて声裏返ったんだけど。




バレタ…?

元貴と付き合ってることが?


なんで???


若井滉斗
帰り道に2人がキスしてるとこ
目撃した人がいるんだって

あなた
は、キス??????




待って待って待って。




キスした覚えないんですけど。









脳内フル回転させてみるけど………


え、やっぱいつ?? してないよね??





私の記憶が鈍ってる??






あなた
いや、してないから!

若井滉斗
でも、噂すごいよ?

あなた
は、?!



若井滉斗
ほら、あそこ




若井が廊下を指さしてそう言う。






恐る恐る指がさす方向に目を向ける。


目に入ったのは____






廊下のど真ん中で元貴が囲まれてる。
完全に囲まれてる。















︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
ほんとに付き合ってるの?!?!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
キスしてたってほんと?!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
いつから?!



めちゃめちゃ質問攻めされてる……






そして、当の本人は______
















大森元貴
うん、付き合ってるよ











え。


ちょっとまって、落ち着け ((













大森元貴
キスはしてないけどね



なんか知らないけど、照れてるんですけど。


なに照れてんだよ。





︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
え、マジで?!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
デマじゃなかったんだ……


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
幼なじみっていうのは知ってたけど、、



大森元貴
あはは、





元貴は気まづそうに、
頭をかきながら笑ってる。











え、ちょっとぉぉぉ???



私は思わずバッと立ち上がる。





若井滉斗
否定しないんだね笑




若井もニヤニヤしながら頬杖ついて、
私の事見つめてる。




あなた
……あやつ、、






廊下に出た瞬間、元貴と目が合う。






一瞬固まってしまう。

















︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
あなたの下の名前来た!!!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
うわ、本物!!






本物って何よ。




元貴がこっちを見る。
ちょっと困った顔してる。





でも、なんかめちゃくちゃ
口角上がるのを堪えてるのバレてるよ。


めちゃくちゃ嬉しそう。




大森元貴
…あなたの下の名前

あなた
……なにしてんの


大森元貴
バレたなら仕方ないかなって

あなた
仕方なくない

大森元貴
でも、嘘つくのもなぁって








大森元貴
キスはしてないけどね



また言う。

強調すんなよ。





周りの人達は、
“ほんとに?” みたいな顔で私を見る。





あなた
いや、ほんとにしてないからね?













︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
してないのかぁ、、、







なんでそんなみんな残念そうなわけ、?




そんなみんなの反応を見て、
元貴がクスって笑う。







大森元貴
残念だった?
あなた
は???

大森元貴
期待してた人もいるかも

あなた
一旦黙った方がいい






そろそろ私の拳が言うこときかなくなっちゃう ((







そんな中、元貴が少しだけ近づいてくる。



大森元貴
でもさ、


大森元貴
付き合ってるのは本当だし、
否定されたら寂しい






超真っ直ぐな目で見つめながらそう言う。





……ずるい







普通、廊下のど真ん中でそれ言う?

しかも、こんな大勢の人に囲まれてる中。







あなた
別に、否定してないでしょ

大森元貴
昨日キッパリ振られたけど




あなた
…昨日だけでしょ



元貴が目を見開く。








大森元貴



大森元貴
今は、?






周りが息をのむ。   気がする。













あなた
…付き合ってるよ














︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
うおぉぉぉぉ!!!!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
まじじゃん!!!


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
いつから?!







廊下が爆発してる中、
元貴が完全にフリーズしてる。







耳真っ赤。






大森元貴
あなたの下の名前今……

あなた
事実言っただけ

大森元貴
心臓止まりそう…

あなた
動いてるからセーフ














大森元貴
じゃあさ、、



元貴が小声で____













大森元貴
みんなの期待に応えちゃう、?

あなた
期待って、?





大森元貴
今ここでキss____
あなた
しない





即答。



こんなみんな見てる中で
キスするバカがどこにいるんだよ、、







周りも、

“え、するの?!” って騒いでるし……






いや、こんなとこでしないから。










私は元貴の袖をぎゅっと引っ張る。




あなた
放課後



耳元で小声でそう呟く。





元貴は、ポカーンと口半開きの状態で固まってる。




大森元貴
…え




あなた
放課後なら、、
大森元貴
まじで?!?!
あなた
うるさい








もう秘密じゃなくなったけど、
それでもちょっと特別。







元貴がちょっと笑う。








大森元貴
公開彼氏、やっぱ最高だね
あなた
調子乗るな







そう言いながらも、
私は “公開彼女、悪くないかもな” って思った。





















ひより
ひより
久しぶりの投稿?

ひより
ひより
テスト勉強の合間合間に書いてたら、
いつの間にか4日経っちゃってたよ









ひより
ひより
てか、よくこの小説に☆とか♡
してくれる方たちの小説読みに行って
☆とか♡とかたまに💬残したりするんだけど……

ひより
ひより
みんな最高すぎね???

ひより
ひより
読み始めたら止まんないよね







ひより
ひより
もっと読みたいので、よかったらコメントにリンク貼っちゃってください!!
ひより
ひより
☆とか♡押しにいっちゃうかも…?

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