第4話

#4
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2023/08/04 23:31


私がホームレスになった理由。





それは、私が”なんでもできる子”だったから。




保育園児のころ、私の親は私の得意を育てようとしていた。
あなたちゃんはなにが好きなのかなぁ〜?
そういい、私の親は国語、数学、理科、社会、英語の教

科書と、絵具道具、クレヨン、小説の本、などを

私の前に並べた。
あなた
うゆ!
私は両手で、バンッと叩いた。それは、


”数学”と”理科”だった。
(あら、子供ならゴツゴツした物を選ぶ可能性が高いと本に書いてあったのに……)
(まぁいいわ!あなたちゃんの得意を見つけられるなら!)





その1年後、まだ保育園児だ。

私は中学レベルの数学と理科の問題が解けるようになっていた。
あなた
おかぁさん!ここの問題どーやって解くでしょーか!!
私は人に問題を出すのが好きになっていた。
え、えーと………
あなた
おかぁさんこれくらいもわかんないのぉ?
あなた
おとなとしてやばいよ?
私は、国語を何もやっていなかったから、語彙力は低い。

でもなぜか、煽り力だけは高くなっていた。
あはは、、そうね〜………
その会話は、私が問題を出す事に続いた。

私の親は、それに耐えきれなくなったのだろう。
あなた
おかぁさんこれくらいもわかんないの?
あなた
おとなとしてやばいよ?
ッ…お前なぁ!!パシッ
あなた
イ"ッ
その瞬間、私の親が私をビンタした。
お前、保育園児なのに中学生の問題分かるなんてキモイんだよ!!
いっつもお前の煽りにも耐えてやってたのに…!
お前、どっか行けよ……
あなた
…っえ、?
どっか行けっつってんだよ!!
あなた
うっ…わ、わかった……ポロ
泣くな!今すぐいけ!すぐ行け!!
あなた
ポロッポロッ
私は泣きながら走った。


走り続けた。


泣き止むまで。





いつの間にか、知らない所へ来ていた。


(路地裏か…?)


屋根があり夜中で暗く、道がよく見えなかった。


私は正面を見る。


目の前は、影がなくて明るい。



「人間は明るい所へ行きたがる。」



これは本当らしい。


私は大股で1歩、前に進んだ。



その瞬間、私の目に反射するくらいの眩しい星空が目に映った。


それから、私はここに住むようになったのだ。




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誤字とかあったら言ってくれると嬉しーです!

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