ここの物置は冬は寒く、夏は暑い。クーラーも暖房もなく、あるのはダンボールと布団とカバンと筆箱のみ。とてもつらい生活だった。時々、外の人の話し声を聞いて、世の中の動向を把握していた。
〜7年後〜
私は15歳になった。今は冬でもうすぐ16歳。今もずっと物置で生活している。
また聞こえる。外の声。
いいなぁ、私も外に出たい。
そう思いながら外の声を聞いていた。
私は、ここで高校受験と言うものを知った。
高校受験って16歳になる前にやるんだ。知らなかった………。
私も受けに行ってみようかな………。
へぇ、高校受験って、いろんな学校を受けれるんだ……
雄英っていうとこがあるんだ……。
今日が一月二十一日だから入試というのは2月4日か。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。