第6話

第5話〖 嫌になる 〗
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2024/04/06 12:00




あなた
まいったな、



どうしたものか、、、



確認するべきなのだろうけど
彼らに会えばきっと
また、自由が聞かなくなって
無能らしく泣きわめくのなだろう
そして、その態度がみすぼらしくて
人を不快に感じさせるのだ







私の書いた夢小説では
序盤夢主は本当に驚くくらい
何も出来ない無能キャラ






彼等からの罵詈雑言や暴力を
ただ嫌がりながらも反抗せず
耐え抜く日々を過ごすのだ






そして、メンバーの誰かが突然現れた謎の男の
奇襲を受け、
それを避けたことにより
その後ろにいた夢主に飛び火し
死に至る____


































まぁ、でも夢主は主人公なので






















"生き返る"んですけどね





















あっ、これネタバレだ
てへっ☆








まぁ、そんなこんなで
死んだ夢主は彼らに復讐とかするんですけど







それがシナリオ通りなら
死ぬっていうのは避けられないかもしれない
という今の状況が本当に苦痛だ









誰だって痛いのは嫌だろ?
ただ、死を待つ日々なんてごめんだ






さて、どうやってシナリオを変えようか、、、















そんなことを考えながら
私は自室と呼べるか分からない
この汚い部屋に戻ってきた









もちろんこの部屋にベッドや布団なんてないので
床に直に引いた布の上に座り込む









自分で作った物語の部屋は
本当に悲惨で






テーブル、イス、クローゼット
あって当たり前のものはない






あるのは床に敷かれた布と
ボロボロの服が散らばった状態であるだけ
もはやボロ雑巾な服を手に取る






沢山の血の後や誇りや土の汚れだらけ
蹴られたり殴られたり











私はそんなことを小説の中でとはいえ
やらせていたのだ
推し達に

















本当の彼等はきっとそんなことしないんだろな
なんて考えて布に包まる












もう自暴自棄だ
何も考えたくない
寝てしまおう









そう思い私は目を瞑った

























???
、、、、、、おい
???
むの、、、、、無能
???
無能ッ!!









誰かが私を呼んでいる
いや、正しくは無能な夢主を





ゆっくりと目を開けるとそこには






zm
おい、寝てんとちゃうぞ
zm
お前、仕事の時間や





フードの下から見える
ギザギザの歯が
こちらを見下しながら
ニヤついているのであった


え???
伸びてますやん、え?
まじ感謝です皆様
🙏✨

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