第3話

story2
53
2024/05/03 06:40 更新
父さん
今日いつもより帰るのおせぇな
雛鳥を助けていたら遅くなってしまった、これは事実だ。
父さん
〇時までに帰れと言ってるだろうが!
ボコッ ガコッ
ライト
ライト
ごめんなさい
父さんは僕を殴って蹴った
 
時差が起きているかのように痛みが出る
父さん
今日は夜ご飯抜きだ!!部屋に戻れ!!
ライト
ライト
はい、父さん

 
部屋に入り、膝から崩れ落ちる
ライト
ライト
はぁ、
ライト
ライト
勉強…するか
重い足を動かし、椅子に座る
百点の答案用紙をグシャとし、ボーッとする
 
 
 
ライト
ライト
あ、
気づけば深夜0時を回っていた、ボーッとして時間なんかみてなかった
ライト
ライト
寝よう
ベッドに倒れるように横になった
ライト
ライト
明日なんて来なければ。


 
そう一言呟いて、深い眠りについた
 
 
 
チュンチュンッ
ピリリリ⏰
ライト
ライト
んぅ。
ライト
ライト
今日が来ちゃった
怠い体を起こし、学校の準備をする
行く途中、雛鳥がいたところをみてみた
元気でやっているのか、心配になったけれど
なんとか学校に辿り着いた
 
ガラッ
バシャッ水
上から水の入ったバケツが落ちてきた
もぶ
ライトは本当にろくでなしねぇ!
一日の始まりがこれか。
今日も、嫌な一日が始まると思うと泣きたくなる
 
 
 
次の授業の準備をしようと机の中に手を入れた
ライト
ライト
痛ッッ……
ガラスの破片だ、深くまで刺さっていて血が出ていた
もぶ
あははっ!
もぶ
本当に面白いわ
もぶ
あっ!もう片方の手には刺さってないようだから
もぶ
これ、あげる!(カッターの刃)
ライト
ライト
いやッッ……!
もぶがガラスの刺さってない方の手に刃を刺そうとしてきた
もぶ
ろくでなしの癖に抵抗してんじゃないよ!!
ガンッ(殴)
ライト
ライト
い"ッッ……ぁ
もぶ
ははっ!いい気味ね!
もぶ
私に反抗するからこうなるのよ!
あぁ、なんて愚かなんだろう。
同級生も先生も見て見ぬふりして、
誰も助けてくれない
ずっと、ひとりぼっちだ。
小学の時は仲良く生活していたのに
中学で、こんなに変わるものだろうか
"仲間"だったのに、
そうか、"仲間"など呆気なく無くなるものなのか
ライト
ライト
(どうして、もっと早く気づかなかったのだろう)
 
 
 
 
こうして学校が終わったというのに。
ライト
ライト
ぁれ?こんな所に道なんてあったかな
雛鳥がいた所に謎の道があった
僕は引き寄せられるように足を踏み入れた
心の奥底で行かなければいけない様な気がした
知らない所へ行ってはいけないと言われるがそんなことお構い無しに
ライト
ライト
洋風の館だ。
すごく大きい館があった。
近くでみたいと思い、中へ入った
ライト
ライト
 わぁ、綺麗な花
その花には触らない方がいいよ
突然、穏やかで優しそうな声が聞こえた
ライト
ライト
毒があるよ
ライト
ライト
ぁ…
あー、ごめん急に話しかけて、びっくりしちゃったよね
ライト
ライト
あ…ぇ
ひとらんらん
僕の名前は ht
ひとらんらん
よろしくね
ライト
ライト
僕は…ライトです
ぎこちない言い方しちゃったかな
ひとらんらん
ライトか、いい名前だね
初めて名前を褒められた、ウレシイ?
ひとらんらん
せっかく来たんだしお茶でも、出そうか!
ライト
ライト
いえ、そんな…
ひとらんらん
さっきのお礼も兼ねてさ
ライト
ライト
僕…何か、しました?
ひとらんらん
花、綺麗って言ってくれたでしょ?
ひとらんらん
それが、嬉しくて
この人と、話すの楽しい。
ライト
ライト
じゃあ、お言葉に甘えて…お茶もらってもいいですか?
ひとらんらん
うん!
ひとらんさんが嬉しそうに館の方へ歩いていく
僕も後を着いていく
この行動が後に大きな影響を及ぼすとは、誰も考えなかっただろう

プリ小説オーディオドラマ