獪岳が前を歩き、私はそれに着いて行く。
そして村に着いた私達は早速聞き込みを開始した。
どうやら若い人が次々と失踪しているらしい。
うどん屋がちょうど近くにあったので、そこで昼食を摂る事にした。
頼んでしばらくすると出来上がったうどんを店主の人が持って来てくれた。
もっちりとした麺に出汁のきいた深い味わい。しゃきしゃきのネギ。
ここのうどんは絶品だな〜。
そんな事を考えていると、獪岳のいる方とは逆の方から視線を感じたので見てみる。
するとそこにはこちらをじっと見ている三十代くらいの男性がいた。
怖いなと思いながらも無視してうどんを食べる事にした。
……が、突然その男は立ち上がりこちらに向かってくるではないか。そして私の隣に来るとこう言った。
最初は何を言われたか理解が出来なかったが、段々と理解して行く内に恥ずかしさと怒りが同時に湧いて来て、思わず手が出てしまった。
バシンッという音と共に手のひらの痛みに気付いた時には既に遅く、目の前には叩かれて赤くなった頬を押さえる男性が立っていた。
あ、殴られる。そう思い諦めて目を瞑るも、なかなか痛みはこなかった。
恐る恐る目を開けると、そこには男性の手首を獪岳が掴んでいるのが見えた。
獪岳が男性の胸倉を掴み殴り飛ばすと、周りの人達がざわめきだしたので、急いで止めに入る事にした。
獪岳は不機嫌そうな顔で舌打ちすると、乱暴に椅子に座り再びうどんを啜り始めた。
聞こえてたんだ…と、少し恥ずかしくなっていると、先程の獪岳の発言が引っ掛かった。
お、俺の…女…?
確かに言ってた、よね…?
それに気付くと、更に顔が熱くなり、下を向いてうどんを啜ったのであった。
二話目、いかがでしたでしょうか?
文字数を一話目より増やしましたが、まだ増やした方が良いでしょうか。
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まだ短い!もっと長くして〜
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ちょっと長いかなぁ。もっと短く!
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今回もご視聴、ありがとうございました!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!