次の日、鎹鴉に獪岳と同じ任務だと伝えられ、胸を弾ませながら任務へ向かった。
歩いて少しすると遠くの方に人影が見えた。
無論、獪岳だ。
それだけ言って獪岳は前を歩き出す。今日の任務場所は山だそうだ。山は影が多く朝でも鬼が活動する事がある。存分に注意を払わないと。
山に着くと、とてつもない気配がした。
今まで感じた事の無い気配だ……
すると、突然背後から強烈な殺気がした。
バッと、獪岳と同時に振り向くと、そこには鬼がいた。
その鬼の目を見て驚愕する。
咄嗟に抜刀して応戦しようとすると、鬼はニコニコと笑い、話しかけて来た。
分かってはいたが、相手の口から上弦の弍という言葉を聞き、更に絶望感が増した。
自分達で勝てるのか?柱ですら無い一般隊士が、上弦に……いや、無理だろう。一旦逃げて柱を呼ぼう。
そう思っていると、更に上弦の弍、童磨がこちらに話しかけて来た。
……今、何て言った?
先程は逃げようかと考えたが、多分逃げようとしたら殺されるだろう。
せめて私が先に殺されて、その間に獪岳さえ逃げられればとも考えたが、あの鬼は先に獪岳を殺すと言った。
…じゃあ、どうすれば獪岳が生きられるの……?
そう閃き、獪岳に伝える。
この作戦では、私は間違いなく死ぬだろう。
でも、これ以外に獪岳が助かる道は…!
…と思い提案したのだが、獪岳の顔は更に険しくなっていく。
そう言い、獪岳は鬼に斬り掛かる。
私も少しの間呆気に取られたが、直ぐ理解し鬼に攻撃する。
ザッと、鬼は持っていた扇子から霧のような物を散髪させた。
獪岳も私も咄嗟に避けたが、私は間に合わずに少しだけその霧を吸ってしまった。
…まずい、追い詰められた……
吹き飛ばされた時に頭を思いっ切り打って、意識が朦朧と……
もう、終わりか…結局、獪岳も守れずに、駄目だな…私……
そう思い目を瞑ると、獪岳がこちらを見て、
私を、思い切り押して来たのだ。
暖かく、力強い手で___
死んじゃう…!
必死に腕を伸ばすが、負傷した体は言う事を聞かず、鬼が出した氷柱見て絶望する事しか出来なかった
___次こそは、守るって決めたのに…
涙でぐちゃぐちゃになった顔をうずめて、自分の不甲斐無さに絶望した。
…すると、突然物凄い風が吹いてきた。
ハッと顔を上げると、背の高い人が落ちてくる氷柱をバキンバキンと破壊していた。
呆気に取られていると、どこからか琵琶の音が聞こえたかと思うと、上弦の弍は消えていた。
ボヤけた目を擦り、その人の顔を見る。
緑色の羽織に額の傷、背丈の高いこの人は__
童磨と悲鳴嶼さんの口調迷子ですごめんなさい。
文字数多くなりすぎましたかね。
話は変わりますがみなさん鬼側と鬼殺隊側どちらが好きですか?
物語に全然関係なくて、ちょっと気になっただけなので気軽に答えてください!
アンケート
鬼側、鬼殺隊側 どっちが好き?
鬼側でしょ!
25%
断然鬼殺隊側!
48%
どっちも好きだな〜
25%
どっちが好きとかは無い!
2%
投票数: 103票
私は鬼側ですかね。
推しが黒死牟、獪岳、空喜、積怒、哀絶、可楽で全員鬼側なんです。
コメ欄で皆さんの推しキャラ教えて下さい!
鬼殺隊側、鬼側とか全然気にせず言って下さい!d(^_^o)
短編なので、次か、次の話で物語は終わる予定ですが、物語が終わっても番外編的な物を書く予定です!
今回もご視聴、ありがとうございました!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!