そもそも俺はなんで成仏に詰められているんだろうか。
てっきり恋文に詰められると思ってたので少し驚いている。
…それはそうと本当に理由がわからない。
正直怒られる内容については一つずつ確認したが、どれも違うと言われた。
遂には成仏に飽きられてしまった。
成仏にそんなことを聞かれた時、俺は耳を疑った。
そんなの…
逆にその返答がどうやら成仏の怒りを更に買ってしまったらしく…
俺は本日二回目となる自分の耳を疑った状態へと陥った。
今、俺の耳がおかしくなければ成仏が俺の事を大切って言ったか?
成仏のその言葉と共にゆっくりとこちらへ近づいてきた。
もしかしてキス…?
そう俺が自覚する頃には、成仏にキスされていたのであった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。