そう言う成仏は心なしか照れているように感じた。
逆に俺は今どんな顔をしているのだろうか。
今、俺は幸せなのだろうか。
こんなにゆったりした状況になったのは家出した後からは一回もなかった。
私が瞬きをしながら言った刹那のことであった。
≠MMが撃たれたのである。
傷を見れば一応致命傷は回避していた。
しかし処置が必要な程のものだった。
私は微かに聞こえる舌打ちを聞いて誰がこんなことをしたのか確信した。
そう小さく呟きながら私は≠MMを撃った相手の元へと向かう。
しばし流れる沈黙。
それを私が破ってこう言った。
私はその声と共にラス殺しを放つ。
トンデ・ミテは消えたのだった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。