第55話

幸せ
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2025/07/09 14:40 更新
万戈イムー一ノ十
…どう?これで証明できたと思うんだけど…
≠MM
そう言う成仏は心なしか照れているように感じた。
逆に俺は今どんな顔をしているのだろうか。
万戈イムー一ノ十
あれ、どうしたの?もしかして照れてる??
≠MM
…まぁ、そうだな
今、俺は幸せなのだろうか。
こんなにゆったりした状況になったのは家出した後からは一回もなかった。
≠MM
…俺は幸せ者だな
万戈イムー一ノ十
そうか、よかっ…






































































万戈イムー一ノ十
…え?
私が瞬きをしながら言った刹那のことであった。
≠MMが撃たれたのである。
万戈イムー一ノ十
ちょっ…
傷を見れば一応致命傷は回避していた。
しかし処置が必要な程のものだった。
トンデ・ミテ
チッ…
私は微かに聞こえる舌打ちを聞いて誰がこんなことをしたのか確信した。
万戈イムー一ノ十
Trois, sept, cinq, six, quatre…
そう小さく呟きながら私は≠MMを撃った相手の元へと向かう。
トンデ・ミテ
…バレたか。
万戈イムー一ノ十
なんで生きてるの?
トンデ・ミテ
元より死んでるんだから死ぬわけないでしょ。
万戈イムー一ノ十
大人しく成仏してくれないかな。
できないならさせてあげるよ。
トンデ・ミテ
君もね。



















しばし流れる沈黙。
それを私が破ってこう言った。
万戈イムー一ノ十
…皆殺す
トンデ・ミテ
わぁ、怖い怖い
万戈イムー一ノ十
君は色んな人を敵に回しすぎたんだよ。
だから成仏してもらう他ないから。
トンデ・ミテ
へぇ…そっか…。
万戈イムー一ノ十
Trois, sept, cinq, six, quatre…
私はその声と共にラス殺しを放つ。
トンデ・ミテは消えたのだった。

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