〜2週間後〜
稲荷崎高校は、クラブチームに入っていることを知らせれば部活に入らなくても良いとしている。
...今私たちが何をしているかって?
ただいま、へーすけと弁当を食べています。
へーすけ、いつの間に多くの友達を作っているらしく、毎日が楽しそうです。
きゃぁーーー!!!
へーすけと弁当食べとると、廊下から何か大きな女子の黄色い歓声が聞こえてきた。
...いや、この騒がしさは...!!
へーすけは即答した。
ガラガラ...
その女子の歓声の目標が、私らのクラスに入ってきた。
そしてツカツカと私らのいる席に近づいて来て......、
おっと、この北あなた、今の暴言は見逃せないな。
あーー、さっき女子軍団の中で話題になってた先輩か。
確か男子バレーボール部の...宮...宮...。
そう言って宮あつむ...?先輩はへーすけに部活の予定表を渡してそそくさと去っていった。
へーすけはツボにハマったらしく、そのあと全くお昼ご飯に手を付けられなかったらしい。
勝った(^-^)V←
へーすけはウキウキした顔で予定表を眺めていた。
合宿...私らもやったなぁ。
そう言って私らは解散した。
放課後
シャアアアアアアアアアア...
バタンッ!!
放課後、みんながせっせと部活動に励む中、私は5回転の習得のために奮闘していた。
百恵にはビデオを撮ってもらっていた。
5回転まであと少し...地道に頑張ろう。
シャアアアアア......
集中しろ。
腕の動き、足のステップのリズム、体の軸...、
今までの経験、すべてこのジャンプの為につぎ込むんや!!!
トンッ!!!!
シャアアアアアアア...
百恵は私にタブレットを差し出してくる。
こうして、私は5回転の着氷をやっとまともに成功させた。
前大会の海外試合以来の5回転や。
次は5回転で他の技も挑戦してみよう。そう思った。
このように、私たちの反省会が行われて帰れるのは20:00だ。
草部コーチはブーブーと文句を言っていたが、完全スルーした。
『はい、お疲れ様でした!!』
私達はこの後、バス停で分かれる。
そして、私はバス停から徒歩5分の自宅に帰宅する。
お兄が部長をしてる部活なら、いい人ばかりなんやろな〜。
なんと、宮カタツムリ先輩が...ん、カタツムリだっけ?
萎縮してる〜侑先輩肩身狭いなぁ。
そこから色々バレー部の人の自己紹介が終わり...、
この侑先輩、全然私と馬が合わないことに気づいた。
へーすけは苦笑いをしてこちらを見た。
へーすけがいちばん苦労人やないか。
三連休、この先輩と廊下でぶつからないようにしなきゃ...と思った北あなたなのであった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。