Qside
ここは、暗い。
なんで、僕がこんな目にあわなくちゃいけないの?
そんな思いばかりが、ずっと募っていたけど、最近は違う。
なぜか。それは、、、。
あなたside
夜中に、本部の地下に向かう。
座敷牢、その前に人はいない。
防犯カメラの死角に入りながら座敷牢に入る。
そして、、、。
淡奈になり、少し離れたところで寝ている男の子に話しかける。
Qと遊び始めたのはつい最近。
理由は、Qの異能が暴走したから。
私がもっと原作を思い出していれば避けられたかもしれないのに。
でも、これ以上Qがさみしくないように。
異能を抑えさせるように、私はこうして毎夜毎夜こっそりと異能をかけている。
私の異能は、基本的に何でもできる。
人の記憶や体を変えることも可能。
植物も扱えるし、治癒もできる。
でも、私が特に得意とするのは、異能の制御。
いや、、異能のコントロール、かな?
私が指定した範囲に入った異能力は、私が優先した異能力が有利になる。
その方法で蘭堂さんやほかの異能力者と戦った。
この異能を使って、Qの能力を制限し、それを覚えこませる。
すべては、四年後のために。
結局、私は、最悪の結末を選んだから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。