☁🐈
諦めたくない、絶対なろ屋さんに声をかけるんだ!!!
……と思い始めてから何時間だったんだろう……、、
今はもう放課後。誰もいなくなった教室に1人。
僕は結局、話しかけれなかった。
……いや、話しかけられなかった。
今日のこのバレンタインという日はやっぱり特別で、
僕と同じように贈り物をする人が沢山いたんだ。
特になろ屋さんは…色んな女の子に話しかけられてた。
そんななろ屋さんに堂々と話しかけるなんて……
ということで、僕はまた放課後。
例の楽器屋さんに足を運んだ。
楽器屋さんには色んな楽器があるんだよ!!
まずはドラム!!そしてトランペットやフルート……
でも僕には吹きこなせないや……、、
僕はこの前……ここを出た辺りになろ屋さんと話せた。
でもあれはキセキだったから……もう、、
また少しめんどくさい人に絡まれた……
その時、店員さんは何か思い出したかのような仕草をしながら
よりによってあの店員さん行っちゃうの?!?
そして僕は少しの間、楽器屋さんを見て回るフリをしながら
なろ屋さんが来るんじゃないかと願って待った。
けど、来るはずもなくて僕は諦めて帰ることにした。
なろ屋さんのために準備したプレゼント。
もう渡せないのに……。
そんな時、冷たい風から暖かい風が突然吹いたかよように、
温かい声が聞こえた。
僕は反射的に振り返った。
すると
なろ屋さんをじっくりと上から下まで見る。
すると、手には沢山の袋を持っている。
1…2…3…4……10……数え切れないほどのプレゼントを持っている。
……って事は…こんなに告白されてるの?!?
今……なろ屋さんとお話できてる……!!!!
って事は……今しかない、、?!
なんでこんなにドキドキしてるんだろう……??!!
さっきまでは普通に歩いてたはずの道も
今は普通に歩けない……。
無理やり押し付ける形になっちゃった気がするけど……大丈夫かな、、
やっぱりもっとしっかり言葉考えて渡した方が良かった…?!
なろ屋さんに……嫌われてないよね……?!?
そして僕は恥ずかしがらながらも、なろ屋さんに贈り物を届けて
『バレンタイン』という特別な日を終えた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!