移動教室から帰ってきた。
サッカー、弓道、剣道……
どれも良いんだけど、
ちょっと吹奏楽部にも憧れてるんだよね…
友達も吹奏楽入ろうか迷ってるみたいだし、、
びっくりした、急に声かけてくるじゃんこの人
なんていうか、、
うっしーと2人きりで話すのは久々だから新鮮かも、
皆と話す時は気が楽だから
会話も弾む気がする。
私は席に立って、
教科書を取りに行った。
その時、
廊下にいた人たちが目に入った。
…チラシを配ってる…??
一旦私は机の上に教科書を置いて、
廊下を見に行った。
私はそう言われてチラシを受け取った。
なるほど、
吹奏楽部今人数少ないのかぁ、
うん、
決めた。
相変わらずキヨは、
“押して駄目なら引いてみろ”を実行しているようだ
なんか元気ないのちょっと寂しいかも、
時は飛んで、
帰り道のこと。
こんないつも通り話して帰り道を歩いていた。
いつも、マイフレンドとは、
帰り道の道中の別れ道で離れ離れになる。
手を振って、
何となく後ろを向いた時だった。
後ろからガッチさん
と思われる人が歩いてきていた。
するとガッチさんもこっちに気づいたのか、
走って近づいてきた。
相変わらずガッチさんは、
ゆったりした口調で優しい声をしていた。
そう言って私はグッドポーズをする。
するとガッチさんは、
その私のグッドポーズにハートの片割れを手で作ってくつけてきた。
( 片思いグッジョブ )
そう言いながら笑うガッチさん。
笑うガッチさんが夕焼けと被って
エモく見える。
ごめんごめんと言いながら微笑むガッチさん。
……何その微笑みは…??!
私は視線を地面へと移す。
その日の帰り道は、
ガッチさんに“あざといは何か”
を教えるっていうので時間が過ぎていった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。