ーー・・・やまと side
ゆま「やまと、お取り込み中申し訳ないんですが動画チェックお願いします」
やま「了解っ!」
あなたの下の名前の手伝いをしていたら
ゆうまに動画チェックを頼まれた。
「いいよ、こっちはやっとくから。ご飯出来たら呼ぶね」
やま「分かった。んじゃ、チェックしてくるわ」
なんか夫婦みたいな会話にニヤッとしてしまう。
ゆま「じーっ」
やま「なんだよ」
ゆま「別になんでもないですよ〜(笑)」
こ、こいつ、、
気づいてやがるな!
ゆうまと編集部屋に入っていつも通りに
動画チェックを始める。
誤字脱字もない、
抜けもない
ー"ひゅ「あははっ!それやっべぇ!!」
ー"ゆた「あなたの下の名前さん最高っ」"
ー"「そう?ひゅうがくんがツボってるじゃん!(笑)」
ー"あむ「腹いてぇー(笑)」"
微かに聞こえてくる楽しそうな笑い声。
ゆま「なんの話してるんだろ、、」
やま「、、、」
ゆうまのボヤきに無視して
チェックを進まる。
モヤモヤするのは俺がいないとこで
メンバーだとしても男だし
簡単に笑顔を見せるのもイライラする。
あれ?俺、おかしくなった?
ゆま「ヤキモチですか?社長」
やま「、、別に」
ゆま「みんなあなたの下の名前さんのこと気に入ってるんですねー」
やま「そのみんなにお前も入ってんの?」
ゆま「もちろんですっ!」
やま「自信満々に言うな!(笑)」
メンバーが気に入ってくれたのはいい事じゃん。
でもモヤモヤが消えない。
ゆま「何か社長可愛い」
やま「可愛いはやめろ?(笑)ちょっとさ、あなたの下の名前呼んで来てくれる?」
ゆま「え?」
やま「一旦2人っきりにして?頼む」
ゆま「りょーかいです!」
浦田のやつニヤニヤしながら行きやがって。
「やまと、どうしたの?」
やま「ドア閉めて」
「え、、分かった」
やま「そこ座って」
「うん、、どうしたの?」
きょとんした表情で俺を見るあなたの下の名前。
俺は立ち上がって両脇にある手すりに手を置いた。
やま「随分と楽しそうだね」
「え、、あ、もしかして聞こえてた?ごめんね、うるさかったよね」
やま「うるさいのは別に構わねぇけど、、男の楽しそうにしてるあなたの下の名前を見るのも聞くのも嫌なんだけど、、ん?分かる?俺、妬いてんの」
「っ、、」
俗に言う顎クイをして、至近距離でそう言った。
あなたの下の名前に言うにも小っ恥ずかしいけど。
伝えないと気がすまねぇの。
やま「俺、あなたの下の名前のことになるとどうしていいか分からなくなる」
「っ、、やまと」
やま「そうやって俺の名前しか呼ばないで。。」
無茶苦茶な事言ってんのは分かってる。
だけどこれがほんとだから。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。