

星羅side
私は銀紫星羅。私には銀紫符柚美という美人な姉と銀紫夜月という可愛い妹がいる。私達三姉妹はよく晴れた日の夜にベランダに出て夜空を眺め、星を見ていた。
本当だ…今日は星が綺麗だなぁ…
流れ星に願い事か…なんかロマンチック…まぁとりあえず願い事するか…えっと3回唱えればいいんだよね…
『ずっと3人でいられますように。』
『ずっと3人でいられますように。』
『ずっと3人でいられますように。』
えー!!偶然!!
数週間後
キキー!!ドン!
ピーポーピーポー
符柚美side
『これからも一緒』そう誓った数週間後、私の妹であり夜月の姉、星羅が交通事故に会い亡くなった。
数日後
あれから、晴れた日の夜は見ていた星を見るのをやめた。星羅を思い出してしまうから。私はずっと自分を責めていた。私がちゃんとしていれば…私が庇っていれば…
夜月はあれから滅多におねだりをしてこない。ならどうしても聞いて欲しいのだろう。それに、今日だけ…今日だけなんだから。
ベランダ
やっぱりダメだ…星羅を思い出してしまう…思い出すたびに涙があふれてくる。
まるであの子みたい…
あの子はこの三姉妹で1番輝いていたから…あぁ!まずい…涙が出てきてしまう…
私は気づいたら泣いていたみたい。早く戻ろう…星羅のことを思い出してしまう…
そうか…そうだった…あの日誓ったんだ。幸せでいるって。星羅はこれからも見守ってくれる。そう思ってこれからも星を見るんだ。
数日後
それからも私たちは晴れた日の夜、星を見るようになった。
これからも三人一緒にいられますように!!
星羅!私たちを見守っていてね!

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。