第26話

24羽
800
2025/07/31 07:00 更新
ベットに腰掛けながら太宰から資料を貰い読み終えた。細かく書かれている資料は、あの頃の風景を鮮明に思い出し、これまでの自分が馬鹿らしく思えた。
すぐにマフィアに入る決断をした過去の自分は、仲間が殺されたから動揺していたにしても、とてもおかしく思えた。
青井らだお
これからどうしようかな
青井らだお
辞表でも叩きつけるか
青井らだお
(どうせ認めて貰えないから、話したらすぐに窓から逃げるか)
青井らだお
まぁとりあえずは探偵社に謝罪を伝えるか
病人用の服から仕事服に着替えて、看病された部屋から出た。目覚めた時は暗く感じた部屋が、今は明るく見えた。
部屋から出てきたらだおに探偵社員は身構えたが、相手が手を挙げながら近づいてきた為、戦わないと思い警戒を解いた。
青井らだお
本当にごめんなさい
頭を深々と下げて謝り、逆に探偵社員は困惑した。
青井らだお
共喰いのこともあるが、潜入する為に騙したことについて、謝りたかった
谷崎
共喰いのことは僕達も謝らなければならないよ
そうですよ頭を上げてください
潜入に関しては確かに騙したから少し怒りましたが、そちらの仕事だったんでしょう
青井らだお
まぁ、そうだけど…
もう気にしないでください
青井らだお
本当に優しいんだな
青井らだお
では福沢さんにもごめんなさいと伝えておいて
青井らだお
それじゃあ行くわ
青井らだお
あ、そういえば俺マフィア辞めるから
探偵社員
え?/は?
青井らだお
じゃあねー
異能を使わずに歩いて出ていく姿を見ながら、どうしてあんなにも体を張っていたマフィアを辞めるのか、理由が分からなかった。
太宰と話していたので何があったのか、詰め寄ろうとしたが、太宰はもう建物内には居なかった。

どうやら、危険を察知してすでに逃げていたようだった。


明るい太陽の下をのんびり歩きながら、ポートマフィアに向かった。仮面をつけずに、素顔を晒していた。
らだおは元は優しかったのだが、周りの環境のせいで無意識に封じ込んでいた。だが、今はもう誰にも縛られておらず、本来の姿を出している。
しばらく歩き、マフィアの建物が見えてきた。

これからの活動を円滑にする為に、自分の情報を構成員に教えないように、こっそりと近づいて、こっそりと自分の部屋に入り、仮面を被った。

身だしなみを整えて、首領が居る部屋のドアにノックして入った。
青井らだお
首領、ご無事でなによりです
森鴎外
ああ、ありがとう
森鴎外
青井君が何をしたのかは聞いているよ
森鴎外
それで、云いたいのはこれではないんだろ
森鴎外
さっさと本題に入ろうか
青井らだお
俺を引き入れる為にあのようなことを
したのだと伺いました
森鴎外
おやおや、私は傷ついていた君を治しただけだが
青井らだお
いえ、裏から手をまわしていますよね
青井らだお
チンピラどもに銃を流し、俺たちの情報も流した
青井らだお
太宰から貰った資料にはそのように書かれていましたが
森鴎外
探偵社はこちらの力を削ぐ為に嘘の情報で
君のことを惑わしているんだ
青井らだお
嘘にしてはあの場に居なければ分からない情報が含まれていた
青井らだお
貴方よりかは探偵社の方が信じられます
森鴎外
それでどうしたいのかな
青井らだお
辞表を渡しにきました
青井らだお
今日付で辞めさせていただきます
森鴎外
辞めるというのが分かっているのかい?
青井らだお
ええ、分かっていますよ
森鴎外
そうか
すると森は電話をし始めた
森鴎外
黒蜥蜴と中也をすぐに寄越してくれ
森鴎外
らだおを止める為に
青井らだお
やはり認めてはくれないですよね
すぐに窓の方に向かって走り出し、割って飛び出した。

飛んでいるとメスを投げてきて、背中に2本ぐらい刺さった。背中の下の方に刺さった方は深かったが、痛みはそれほど無かった。
だが、もう一本は翼の根元に刺さった為、激痛が走り、腕の根元の方にも同じ傷がついた。

遠くから“エリスちゃん”という声が聞こえ、金髪の少女が飛びかかってきた。表情は無く、ただただこちらを追跡するのと、攻撃をする為だけに送り出されていた。

らだおは逃げることだけを考え、行く途中で見つけた人が沢山いる所に向かって飛んでいき、人混みに紛れた。

首領から連絡を受けた構成員が近づいてきていたが、もうすでに離れていたので見つからずに逃げ切ることができた。


痛みに耐えながら飛んで、適当に選んだ建物の上に座り、今後のことを考えた
ーーお知らせーー
皆様、夏休みですねー

えーとですね、夏の課題が多くてですね、
投稿するのが大分遅くなりますね、ハイ。

さらに、stgrの人を誰か出したいなーって思って
その人たちがどんな異能を持って、どんなお話なのかを
考えていると、ちょっと時間がかかるんですよ。
なので気長に待ってくれると嬉しいです。


じゃあ、またね〜

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