ベットに腰掛けながら太宰から資料を貰い読み終えた。細かく書かれている資料は、あの頃の風景を鮮明に思い出し、これまでの自分が馬鹿らしく思えた。
すぐにマフィアに入る決断をした過去の自分は、仲間が殺されたから動揺していたにしても、とてもおかしく思えた。
病人用の服から仕事服に着替えて、看病された部屋から出た。目覚めた時は暗く感じた部屋が、今は明るく見えた。
部屋から出てきたらだおに探偵社員は身構えたが、相手が手を挙げながら近づいてきた為、戦わないと思い警戒を解いた。
頭を深々と下げて謝り、逆に探偵社員は困惑した。
異能を使わずに歩いて出ていく姿を見ながら、どうしてあんなにも体を張っていたマフィアを辞めるのか、理由が分からなかった。
太宰と話していたので何があったのか、詰め寄ろうとしたが、太宰はもう建物内には居なかった。
どうやら、危険を察知してすでに逃げていたようだった。
明るい太陽の下をのんびり歩きながら、ポートマフィアに向かった。仮面をつけずに、素顔を晒していた。
らだおは元は優しかったのだが、周りの環境のせいで無意識に封じ込んでいた。だが、今はもう誰にも縛られておらず、本来の姿を出している。
しばらく歩き、マフィアの建物が見えてきた。
これからの活動を円滑にする為に、自分の情報を構成員に教えないように、こっそりと近づいて、こっそりと自分の部屋に入り、仮面を被った。
身だしなみを整えて、首領が居る部屋のドアにノックして入った。
すると森は電話をし始めた
すぐに窓の方に向かって走り出し、割って飛び出した。
飛んでいるとメスを投げてきて、背中に2本ぐらい刺さった。背中の下の方に刺さった方は深かったが、痛みはそれほど無かった。
だが、もう一本は翼の根元に刺さった為、激痛が走り、腕の根元の方にも同じ傷がついた。
遠くから“エリスちゃん”という声が聞こえ、金髪の少女が飛びかかってきた。表情は無く、ただただこちらを追跡するのと、攻撃をする為だけに送り出されていた。
らだおは逃げることだけを考え、行く途中で見つけた人が沢山いる所に向かって飛んでいき、人混みに紛れた。
首領から連絡を受けた構成員が近づいてきていたが、もうすでに離れていたので見つからずに逃げ切ることができた。
痛みに耐えながら飛んで、適当に選んだ建物の上に座り、今後のことを考えた
ーーお知らせーー
皆様、夏休みですねー
えーとですね、夏の課題が多くてですね、
投稿するのが大分遅くなりますね、ハイ。
さらに、stgrの人を誰か出したいなーって思って
その人たちがどんな異能を持って、どんなお話なのかを
考えていると、ちょっと時間がかかるんですよ。
なので気長に待ってくれると嬉しいです。
じゃあ、またね〜












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!