第27話

👑🍀🔒
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2023/06/23 12:34

















Nakamuside


Nakamu
きんとき、Broooock、きりやん…

きんとき
…Nakamu、

Broooock
…どうかしたの、?

きりやん
……深刻そうな声してるけど

Nakamu
…ッえ、と……
Nakamu
あなたの名前(カタカナ)、が……









Nakamu
記憶喪失に、なっちゃって……

きんとき
………は、?
きんとき
何言って…

Broooock
ッ…ぁ、い、今すぐあなたの名前(カタカナ)のとこにッ…ゲホッ、ゴホ

きりやん
ちょっと、Broooock大丈夫…?
きりやん
慌てるとあぶないよ…
…気持ちは分かるけど…



…やっぱり、皆はあなたの名前(カタカナ)を何処かで信じてる。
ちゃんと心配して、慌てて…
…お願いだから、あなたの名前(カタカナ)側についてよ。
姫崎をなんで信じてんだよ。
……なんでッ…


Nakamu
なんで…あなたの名前(カタカナ)を信じないんだよ…ッ


きんとき
ッッ…信じ、たいよ

Broooock

きりやん
…ごめん、ごめん………
もう、分かってるよ
きりやん
あなたの名前(カタカナ)が…するはずないもん
きりやん
でも…今更謝っても…


今からでも間に合う。そう言いたかった
きっとあなたの名前(カタカナ)は許してくれるんだろう。
でも…今のあなたの名前(カタカナ)は許す許さないの話じゃない
もう…忘れちゃってるんだ。


Nakamu
っ、…
Nakamu
どうやったら…


思いだして、くれるのかなあ…ッ…。


きんとき
…っ、今更だけど…
会いに行くだけでもしていいかな…

Broooock
ぼ、くも…ぁやまり、たい

きりやん
俺も…
きりやん
もとはといえば、俺らが信じれなかったから…

Nakamu
…いいよ、いこっか
Nakamu
もしかしたら…思いだしてくれるかも、だし…
Nakamu
謝るだけでもしておこう…、?


いつもならすっと歩いて行ける。
でも今日は、
体が鉛のようだった。


…、

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