第26話

そうたいき 『やさしい逆転』
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2025/06/12 07:21 更新
※花村想太が攻めになります

























2人しかいないワンルーム
花村想太
な、今日は俺にやらせてくれへん?
工藤大輝
え・・・
いつものからかうような感じではなく真剣な表情だった
それにびっくりして眉をあげる
工藤大輝
何言ってるんだよ、、想太が...俺を??
花村想太
おん

普段は俺がリードする側なのに……なんで?


想太は確信を持って距離を詰めていき俺の頬に触れてくる
それが何となくくすぐったい

そして俺のことを真っ直ぐな瞳で見つめて囁いてきた
花村想太
俺、大輝くんのことちゃんと幸せにできるよ
工藤大輝
っ、
びくっと身体を震わせると想太は鼻で笑った
工藤大輝
……

いつもの俺は余裕なはずの俺がこの緊張感で戸惑う












想太はゆっくりと唇を重ねた

触れただけで胸の奥がじんわりと熱を持った気がした








徹底的に優しい指先で、
俺の髪を撫で、
背中をさする。

ゆっくり攻めてくる想太の仕草に、俺は次第に息を呑む。
工藤大輝
なんでッ...そんなに上手い……、

想太が攻めることは初めてなのに……

想太はからかうように甘く笑った
花村想太
大輝くんやって甘えてもいいんやで?今日は俺の番や

俺の不安そうな表情に気づいたのか優しい表情になって
俺の手を握ってくる
花村想太
今日は全部、俺に身を委ねて?

そんなことをいう想太がかっこよくて再度見惚れる







普段の主導権を奪われていく不安と、
でも徐々に広がっていく心地よさ

受け入れるほど、体のどこかが熱く疼く

想太は強引にはならない

そのかわり寄り添うように、
ひとつひとつ確かめながら触れる

時々、俺の様子をうかがって優しく微笑む。
花村想太
安心しぃや大丈夫、ちゃんと感じてるよ




しっかり支えられながら、
自分を信じて任せてくるその瞳。

室内の灯りは柔らかく、
ふたりの声がとけあう夜






普段の立場を逆転されたその時間は__



俺にとっても、知らなかった“幸せ”な感覚になった。



そうたいき2連続でしたね!!




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