困惑する私を見向きもせず、
竜はスマホの画面を差し出した。
やめて。
これ以上、私から奪わないで。
やだ。
そうだよ。
竜が全部悪い。
あぁ…頭がぐるぐるする。
気持ち悪くて、笑っちゃうや。
竜と一緒に作った曲。
それは、今までのあなたのネットでの名前の曲の再生回数を、
余裕で超えて行った。
『今回の曲、今までとは違う!!』
『なんか、才能で突き飛ばされた感じがする…』
『元から凄かったのに、いきなり才能開花!?』
『私、今までのよりも、
こっちの曲調の方が好きかも!』
耐えきれなくなった私は、
その時仲の良かった友達何人かに、この事を話した。
あの子たちなら、きっと、慰めてくれる。
『竜は運が良かっただけなんだよ』って…
『あなたの下の名前は頑張ったよ』って…
冷たい視線が、私に突き刺さる。
全部、私が…
どうして、こんな風になったんだろう。
だって、私は…
私は…竜を、利用して…?
…そうだ。私は竜を利用して、
勝手に優越感に浸っていただけ。
全部、私が悪いんだ。
嫉妬心なんて、捨てなきゃ、だめなんだ…
…………うん、そうだよ。
竜が居なければ、私はすごい。1番なんだ。
…ごめんね、竜。
私は、貴方への嫉妬を、抑えられない。
でも、それを表に出したりは、しないから。
傷つきたく、無いから。
私は、貴方への想いを伝えられない。
…『大嫌いだ』っ、て…
ごめん…ごめんなさい。竜。
ねぇ 安心しておくれ
分かる 貴方は賢く強くて美しい 他意はねぇ
"運が良かっただけじゃない?笑"
なんて思っちゃいけないね メメメ
迷 侘び寂び 果実は捨て Tap
錆びた威 微かに ラッタッタ
侘び寂び 無実を祟った
恥 恥
足音は 鳴らさないデ!
貴方がいなきゃ 僕は勇ましい
足跡だけ 残してくネ!
貴方には言えないが 大嫌いだ ヤハハ
シシシ 黙ってちゃん (はッ)
あらやだやだ いまどきサイレンス
シシシ 黙ってちゃん
傷付きたくないない Night Night
ねぇ 安心しておくれ
分かる 貴方は儚く弱くて美しい
流石お嬢さん!流石お嬢さん!
僕の冴えない人生とは違いますな お嬢さん!
明日もいっしょにあそぼ
訂 闇Love it 罵詈はしまった Tap
錆びた威 微かに ラッタッタ
侘び寂び 刻が止まった Tap
恥 恥
ラララ ララ ララララララ
此の空の下 僕ら愛おしい
ラララ ララ ララララララ
この星はほら なんて愛おしい
お前がいなけりゃなぁ
足音は 鳴らさないデ!
貴方がいなきゃ 僕は勇ましい
足跡だけ 残してくネ!
貴方には言えないが 大嫌いだ ヤハハ
鮮やかな色の街で
貴方に怯える僕らだまってちゃん
足跡だけ 残してくネ!
こんな夜でも愛は狂わしい ヤハハ
貴方に怯える僕は だまってちゃん
更新遅くなってすみません…!
今回は、Chinozo様の『だまってちゃん』を
使わせて頂きました!
やっとこの曲を出せた事に感動を隠せません…()
次回はエリア会話、
その次は、冬弥のチャプターです!!
不定期更新ですが、遅くならないように頑張ります…!
𝐧𝐞𝐱𝐭…𓈒 𓏸










![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)


編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!