廊下のめりこみから復活した大先生は、シャオロンの後ろを歩きながら尋ねる。(あなたの貴方の名前】(カタカナ)ちゃんが助けてくれました。)
あぶねぇあぶねぇ。私の本当の性格が出るところだった…※バレてます
ふと中庭を見ると、先程演説をやっていた特待生イルマくんと、首席のアスモデウス・アリスの決闘が行われている最中であった。
しかし、シャオロンは二人の言葉など聞く耳を持たず、謎の妄想タイムが始まる
妄想の中
『キャーーー!!』『シャオ様ーー!!』
『カッコいい〜!!』
周りからの評判も上がり……
『シャオロン…お前のような悪魔を求めていた…!』
その評判を小耳に挟んだアメリ会長もシャオロンを生徒会にスカウトしに来る。
『光栄です…!!』
シャオロンはキメ顔でアメリ会長からの勧誘を受け入れる。
その時、廊下の先から響き渡るほどの怒鳴り声が聞こえた。
声の方を見れば、ムッキムキな生徒二人が一人の気弱そうな生徒を脅している。
呑気にカツアゲされてるところを見るあなたの貴方の名前】(カタカナ)。
慌ててシャオロンの腕を掴み止めるウツ
確かにあんな者たちに殴られたらひとたまりもないだろう……
自分で自己解決するウツ。
しかし、シャオロンは大先生の忠告をフル無視し、気弱な生徒を庇うように不良たちの前に立つ。
絶望のなか、あなたの貴方の名前】(カタカナ)に助けを求めるウツ
あなたの貴方の名前】(カタカナ)も手遅れだと言うばかりに、悲鳴をあげるウツ
どこから持ってきたものか知らない椅子を用意して見物しているあなたの貴方の名前】(カタカナ)。
ニタニタと笑う不良たち。
その鋭い眼光に不良たちはたじろいだ。
ウツもその姿に息を呑むが…そんな姿も束の間。
シャオロンは胸ぐらを掴まれ、空中で足をバタつかせていた。
おまえ……全然カッコついてへんぞ!!
またまたどこから調達してきたのか不明な菓子などを用意して食べているあなたの貴方の名前】(カタカナ)。
二次被害(?)を受けた生徒は青ざめた顔。
その言葉にハッとしたウツ。そして参ったように笑う。
物陰に隠れていたウツは姿を表すと…
シャオロンとは逆方向に体を向け、とびきりの爽やかな顔で走り去った。
あンの薄情者ォ────ッ!!!
そして、胸ぐらを掴まれていたシャオロンはそのまま不良に顔面パンチがめり込む
不良たちがシャオロンを見下しながら指の関節を鳴らす
てへ☆調子に乗りました。ゴメンナサイ☆
満足したのか椅子から立ち上がり、羅天チャンを、用意するあなたの貴方の名前】(カタカナ)。
そんな断末魔を聞きながら涙を拭う。
ドカッ!!
大先生の言葉はそこで途切れた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!