町外れの小さな港 1人ただずむ少女
この海に昔からある 小さな言い伝え
「願いを書いた羊皮紙を小瓶に入れて
海に流せばいつの日か想いは実るでしょう」
流れていくガラスの小瓶 願いを込めたメッセージ
水平線のかなたに静かに消えてく
君はいつも私のために何でもしてくれたのに
私はいつもわがままばかり 君を困らせてた
願いを叶えてくれる君もう居ないから
この海に私の想い届けてもらうの
流れていく小さな願い
涙と少しのリグレット
罪に気づくのはいつも 全て終わったあと
流れていくガラスの小瓶 願いを込めたメッセージ
水平線かなたに静かに消えてく
流れていく小さな願い
涙と少しのリグレット
「もしも生まれ変われるならば
その時はまた遊んでね』」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。