お久し振りです,主です。
先ずは,ほんっっっとうにすいません!
そして何故この作品なのか,それはこの「愛を乗せて」が完結していないからです
…反省しているので許してください
長くなりましたが本編どうぞっっ
…今は放課後。ここはいつもの花壇。そして私は花を眺めている。いつもと違うのは私がここに来た理由と…彼が来ないことだけ
なかなか来ないので,今日のことを思い出してみる
あぁ,今日はいつもより大変だった
昨日はお互いの名前も知らない花好きな後輩くんに告白をされ,私もしっかりと想いを伝えることを決意し,準備もした…その代わり寝不足なのだが…それは置いておいて,あとはただ返事をするだけ…そう。
それだけなのに!
矢張りいざとなるとどうも緊張してしまう
そのせいで学校に行くだけでも道中転びそうになり電車に乗り遅れかけ…学校についてからは授業も上の空,弁当も忘れ散々だ
でも,昨日しっかり準備をしてきた分,幾らかはましな気もした
「…まだ,来ないのね」
私は一人そう呟く
…もし,あり得ないとは思うが昨日のは気まぐれでそういう気はない,と言われてしまったらどうしよう 私の想いを踏みにじられたら?
急に不安になってくる。もう少し,もう少し待って来なかったらきっと私は捨てられてしまったのだろう
それでも,私は諦めたくなかった。彼ならきっと来る。…そう信じていたい,というのが本音。
『…先輩,遅れてすいません』
『返事を聞くのが,少し…怖くて』
私はその言葉に安心した…彼に捨てられていなかった,ということへの安堵だろう
私はにこっ,と微笑み彼に近付く
「これ,あげるわ 貴方なら分かるでしょう?」
「それが,私の今の…気持ち」
昨日悩みに悩んで決めた花を渡すのも,直前まで心配だった台詞を言うのも…何故だかすっとできた
それはきっと,全て私の本心だから
私が,名前も知らない花が好きということしか分からない後輩を…大好き,だから
『本当に,いいんですか? 名前も知らない人なのに…後悔とか,しませんか?』
「貴方から言ったことでしょう?」
「それに…お互いのことは,今から知ればいい
私の名前はあなた」
『!そうですね…これからもよろしくお願いしますね 先輩…』
『…いや,あなたさん!』
赤い顔をして笑いながら見つめ合う私たちと,愛しい彼の手に握られたクチナシの花を落ちてゆく日は暖かく包み込むように照らし続けていた
クチナシの花言葉_「とても幸せです」
…完結ぅぅ!やっと一短編(?)完成いたしました!
書き方等色々変わってしまっていますが,それは時のせいにしておいて(本当に申し訳ない)
あと夢主ちゃん(仮)が盛大にキャラぶれした…次はもっと勉強してキャラ崩壊しないよう頑張ります!
いかがでしたか!?名前も少しだけ,入れてみました…そして,心優しい天使のような方。
この投稿サボり常習犯にネタを下さいませんか。
リクエストについては一話にありますので,是非!お願い致します…!
それと,名前の夢設定できてますか?
アンケート
夢設定できてますか?
出来てる!
100%
出来てない!
0%
投票数: 4票
投票お願いします!
それではまた,いつになるかは分かりませんが
次の短編で!お読み頂きありがとうございました!
さよなら~
追記
4/3 23:45 一部修正
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!