「ピンポーン」
インターフォンの音で目が覚める
あの後いつの間にか眠ってしまっていたみたいだった
「ピンポーン」
もう一度インターフォンが鳴った
おれは返事をして玄関へむかい扉をあける
扉を開けると相変わらず身長の高い湊音がいた
湊音を適当に座らせ、お茶を用意し持っていく
そういえば……
湊音は肩をすくめて答える
警察で足止め……
紫輝の所為とはいえ、申し訳なくなる
そうだ、きっと大丈夫だろ
湊音が本題に入った
湊音はおれのカウンセラー的なことをしてくれている
以前おれがあまり知られたくないと言ったら名乗り出てくれたのだ
おれはこの話をすべきなのかどうか分からなかったが、何かあった時のことを考えると伝えておいた方がいいと思い、話すことにした
詳しい話をすると、湊音は少し考える素振りを見せ、口を開く
透夜はおれ達の中で一番まともだ
湊音もそれを知っているので
と頼んできた
そう言って目を閉じた───














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。