【六分街- Random Play】
〈リンside〉
いつものようにスマホでインターノットを見ていると、ノックノックの通知が入った。
< ライカン
「おはようございます。プロキシ様」
『おはよう、ライカンさん!』
「朝から連絡をしてしまい申し訳ありません。」
「先日は、私の愚兄が大変なご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。」
『全然大丈夫だよ!!』
「ありがとうございます。」
「それで、その私の兄が謝りたいと申しているのですが、プロキシ様のご都合の良い時間にそちらへ伺ってもよろしいでしょうか?」
何時くらいなら大丈夫かな?お兄ちゃんに聞いてみよっと
そう、彼は私たちを「パエトーン」と呼んだ。
普通の人だと思うしかない私達の顔と、普通の人は知るはずがない「パエトーン」の顔を一致させたんだ。
『遅くなってゴメン!今日の夕方なら大丈夫だよ〜』
「かしこまりました」
「では、本日の夕方、そちらに伺います。」
〈あなたのなまえ(カタカナ)side〉
スマホから目を離してこちらを見やった。
うーん、今日もかわいいッッ!!!!!
訝しげな視線とともにこちらを見るライカン。
うんうん、しっかり毛並みに手入れが行き届いているねッ!!
next→9/26(金) 17:00












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。