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第1話

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2026/02/23 09:22 更新
                    この小説には不快な表現や鬱展開があります。
苦手な方はここで逃げてください。

コメント大歓迎です。
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朝のニュースをお伝え致します。


今日の天気は晴れのち曇り、
最高気温は19℃、最低気温は9℃です。

長袖の羽織ものが活躍する一日になるでしょう。
mn
……あ!!!!!!
不意に聞こえてきたニュースの音に、
僕は焦って飛び起きる。

gn
どうしたの?
mn
仕事行かなきゃ!!

ニュースを流し見しながら仕事の支度をするのが、
毎朝のルーティーンになっていた僕にとって、
アナウンサーの声は何よりも強い目覚まし時計だった。
gn
……なんで?
mn
え?
mn
仕事は普通行くでしょ…
gn
今月から休職するんじゃなかったっけ?








mn
そうだったっけ?








そもそも、僕の仕事のことは言に伝えていない。
あまり人に言うような仕事じゃ無いから。

なのに僕の状況を知っているなんて、
双子ってやつは恐ろしい。






mn
…そうだった気もする!
gn
でしょー!!







なんだか満足そうに笑う弟を見ると、
不思議と自分にも笑いが感染っていく。





この暖かい気持ちは何だろう。
家族愛でも、友人愛でも無いこの気持ち。







もしかして、恋愛なのかな。








流石にそれは無いか。




ブラックな仕事から解放されて、
少しテンションが上がってるだけ。



これから暫くは上司の怒号は聞こえないし、
先輩の下劣な言葉にも耳を傾けなくて済む。


部屋から出なければ、
周りの住人の目も気にしなくて済むのにな。


ゴミ捨てと掃除は僕の担当だし、買い出しも僕の担当。


否が応でも外に出ないと生活がままならない。















けど、僕には暗闇を照らしてくれる弟が居る。

その事実だけで勇気が湧き上がり、生きる気力が溢れ出す。



そう考えると僕は、
言葉に出来ないほど複雑で重苦しい感情を、
弟に向けているのかもね。

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