第39話

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2021/05/31 14:59
〜朝〜
私はマネージャーの皆に起こされてなんとか起きた。

基本的に朝は弱いけど、最近はそれが更に酷い気がする。



マネージャーの皆と朝食をつくり、選手たちを呼んで、朝食を食べる。


相変わらず、愛沢側の人達には睨まれている。


まあ、私には信じてくれる人がいるから大丈夫。































そう、言い聞かせる。

今日は音駒のマネージャーをすることになった。


音駒の人達を見つけ、私は挨拶をした。


あなた「今日マネージャーを担当します。紅月あなたです。よろしくお願いします」ペコリ


黒尾「あ、昨日のおジョーさん。」


夜久「怪我は大丈夫か?」


あなた「ご迷惑おかけしてすみませんでした。

私は大丈夫ですので、ご心配なく!」ニコッ


山本「こんな美女に手を上げるなんでクズですね!!」


あなた「フフッw私は大丈夫ですので頑張って下さいね」ニコッ


山本「は、はい!////」


あなた「では、ドリンクを作ってきますので」ニコッ


黒尾「おう。頼む!」






シャカシャカシャカシャカ。


あなた「このドリンク作り結構好きなんだよね。」


玉藻前「え、疲れるだろう。」


あなた「なんか、人によって好み違うでしょ?それを探るの楽しいw」


「あ!あなたさん!」


あなた「あ!仁花ちゃん!」


谷地「あなたさん昨日は大丈夫でしたか!?」


あなた「大丈夫〜!仁花ちゃん怪我なくてよかったよ」ニコッ


谷地「私のせいで怪我させてしまって本当にすみません💦」


あなた「気にしなくていいんだよ」ニコッ


谷地「…」


あなた「それじゃ、私戻るね!」


谷地「あ、はい!」




谷地side


昨日は本当に怖かった。


あなたさんが来なかったら私…どうなってたんだろう。


私になにか出来ることないかな…。


「あ!仁花ちゃん!」


谷地「清水先輩!」


清水「…ねえ、あなたちゃん大丈夫と思う?」


谷地「…昨日私愛沢さんに殴られそうになったのを助けてもらったんですよね。」


清水「え!?そうだったの!?」


谷地「…はい。あなたさん傷ついてるはずかのに

今日はちょっと怖いくらいニコニコしてて…」


清水「あ、それは私も思った。

昨日さ、口止めされてたんだけど、

井闥山学園の男の子にあなたちゃん殴られたんだよね。顔を…」


谷地「か、顔ですか!?」


清水「…そう。血も出てたのに。

慣れてるので大丈夫ですっていって手当てを最初断っててさ。」


谷地「…私だったら…精神が崩壊してます。」


清水「…そうなってもおかしくないよね。」


谷地「私たちに出来ることないですかね…。」


清水「…今日デザート和菓子にしよっか!」


谷地「わ、和菓子ですか!?」


清水「うん!あなたちゃん和菓子好きでしょ?

難しいのは作れないけど、あ!お団子とかどう!?」


谷地「!いいですね!!作りましょう!」


清水「じゃあ、決定だね!」


谷地「はい!」
____________________________
ドリンクを作り終え、体育館に戻る。


ちょうど休憩に入った為、私はドリンクとタオルを渡す。


対戦相手だった青葉城西はすごいこちらを見ている。


私もだけど、音駒も気にしていない。




黒尾「ありがとな!おジョーさん!」


夜久「ありがとう!」


灰羽「え!美味いっす!このドリンク!」


孤爪「…ほんと、美味しい。」


あなた「それはよかったです」ニコッ


黒尾「…おジョーさん。虐めてない証拠とかないの?」


あなた「…びっくりですね。私を信じてくれるんですか?」


夜久「だって君絶対虐める人じゃないだろ?」


あなた「そうですね。…証拠はありますよ。」


灰羽「え!?なんであるのに出さないんですか!?」


あなた「んー。別にいいかなって。

それで愛沢さんが逆上して、他の人に目をつけたらまずいですから。」ニコッ


夜久「でも、それキツくねぇか?

あと、証拠って、動画とか?」


あなた「まあ、そうですね。でも、皆が無事なら大丈夫です。

証拠はですね、この学校あちこちにカメラあるんですよ。

その映像が証拠になります。」


黒尾「す、すげぇな。この学校。」


あなた「そうですね」ニコッ


孤爪「…」





あなた(あ、呪霊…。)


あなた「ちょっとすみません。離れますね。」








高専の塀の外に沢山の呪霊がいた。


私は紅蓮刀をだし、全ての呪霊を一刀両断した。


「へぇー!君強いね!」


見るとツギハギの人型の呪霊がいた。


あなた「あなたも強そうですね。呪霊さん」ニコッ


真人「俺、真人って言うんだ!単刀直入に言うね!

君、こっちに来なよ。」


あなた「んー。行かないかな」ニコッ


真人「あらま。なんで?人間憎いでしょ?」


あなた「さあ?どうだろうね」ニコッ


真人「…ま、じゃあまた来るよ!バイバーイ」



真人と名乗る呪霊は地面に消えて言ってしまった。



あなた(…人間が憎い………か。)


玉藻前「…大丈夫か?」


あなた「…うん、大丈夫。戻ろっか」ニコッ


あなた「………それで、いつまで隠れてるんですか?


























孤爪さん。」

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