《 mzr side 》
~保健室にて~
椅子に腰を掛け、一息ついた。私は今、保健室に居る。特に体調が悪い訳では無く、ベッドにめめさんを運んでいたから。急に倒れてびっくりしたけど、上級魔法の反動なら仕方ない。ウォーターサーバーで、二人分の紙コップに水を入れ、その片方を一口飲む。
そう言いながら右肩を回すめめさんを見て、私はその回復力に驚いた。通常、上級魔法の反動は良くて1日、
私は、ずっとめめさんの放った言葉について考えていた。
私以外には聞こえていなかった様で、それはめめさんも例外ではなかった。だから、何故あんな言葉を発したのか...真相は不明。めめさんは、エルシス学園に来た事がある且つ『嫌い』と言う程の何かがあったと言う事。でも、めめさんはエルシス学園の内部的な事情について、何も知らない様だった。...後は、本人に聞いてみるしかない。
...気が引ける。態々『嫌い』とまで言う程の事があった、とさっき推測したばかり。なのに、私はその事について聞こうとしている。...聞くのは、もう少し後かな。此処への潜入を依頼したのが、申し訳無くなって来る。
めめさんは困惑している...それもそうだ。レイラーちゃんの強さを、めめさんはまだ知らない。レイラーちゃんは、不利になった後に『打開』をするのが上手だから。
そう話していると、急に保健室のドアが、スパーンと勢い良く開いた。
出た、エルシス学園五大問題児...ラテフォルア・イグニフュール。全く以て体調が悪そうに見えないラテさんは、隣のベッドに居座る。毎日そこが定位置であり、良い加減サボるのを辞めて欲しい。屋上でサボり、怒られた後先生を撒いて保健室へ逃げるのがセット。保健室で怒鳴れないのを良い事に、これを日課としている。
めめさんはラテさんを見ると、顔つきを変えた。噂でもう知ってたのかな...?
ラテさんが何か言いかけた所で、またドアが開く。
私は少し苛立ちながら、もう一度注意する。脅し代わりに、ポケットマギを持つ。そうする事で簡単に黙らせられるから。
ウパさんの挨拶に、めめさんは笑顔で返す。
水を飲み干しながら、考えを整わせる。なんだか少し味が変わった気がしなくもない。
瞼が重い。少しの眠り位なら、許されるのだろうか。
微かにめめさんの視線を感じながら、私は夢の世界へと旅立った。
大ッ変お待たせしました...!!!
こんにちは。虹枷がらすです、お久し振りの。
二人でした...すみません。次回には登場します。
修学旅行楽しかったです。
インフル持ち帰って家族全員に移りましたが。
皆様、インフルエンザにお気を付けて。
uplt予想、当たった方おめでとうございます。
交換宣伝で締めましょう。
この前(1ヶ月前)完結しました。おめでとうございますそしてごめんなさい!!!!!
追っていた小説が完結すると、少し複雑ですね。
嬉しい様な、悲しい様な...
広げた風呂敷の扱いが良く出来ており、綺麗に纏まっておりました。見習わねば...
三日月様、交換宣伝有難う御座いました。
ではまた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。