※ドラマ「束の間の一花」の
一部を参考に持ってきたお話です。
※死ネタです。苦手な方はUターンお願いします。
京本side
俺はメンバーに内緒で膵臓癌を患っている
膵臓癌は見つかりにくく、発見するのが難しい
実際、俺も発見が遅かったから
見つかった時には既にステージ3
手術はもう難しい状態で、完全手遅れだった
別に体調が悪い訳じゃないから
仕事にはあまり影響されないんだけど、
ステージ3となるといつ体調が急変するかも分からない
俺はいつもどきどきしながら仕事に取り組んでいる
もし、メンバーの前で倒れたりしたら…
そう思うと毎回怖くなる
膵臓癌なんて患わなきゃこんな事にはなってない
いつかSixTONESを去り、
この事務所ともさようならになる
嫌でも手術ができない限り、そうすることしかできない
死にたくなくても、いつかは死ぬ
みんなより早くね
いつ死ぬかなんて分からない
もしかしたら明日かもしれないし、今日かもしれない…
怖い…
ずっと…
死にたくない…
みんなとお別れしたくない…
そんなことを考えても無理なことは分かってる
はぁ…もうちょっと発見が早ければ間に合ったのかな…
今日はオフだからゆっくりする
そう言えば今日はみんなオフだっけ?
6人でオフが被るの珍しいなぁ
俺はお昼ご飯を食べようと冷蔵庫に入れといた
カレーを出して電子レンジに入れた
そのままカレーとスプーンを持ち、
テーブルまで持っていき、食べようとした
んだけど…
急に心臓の下ら辺に激痛が走った
そのまま俺は床に倒れ込んだ
そして…
何かが込み上げてきて、咄嗟に口を抑えたが…
吐いたと思えば俺の手と床は真っ赤に染まっていた
そのまま俺は、力が抜け、
床に寝っ転がった状態になってしまった
その時…
プルルル プルルル
誰からか電話がかかってきた
そんなことを呟きながらも俺は電話に出た
ガタッ
俺は手から力が抜け、
電話が繋がったままのスマホを落としてしまった
樹のそんな声を最後に俺は意識を失った













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。