私達は、遊園地を思いっきり満喫した。
プルルル プルルル
病院からの電話があり、出てみると、
こちら永瀬さんのお電話でお間違いないでしょうか?
旦那様と娘さんが交通事故に巻き込まれました。
え…ちょっと待って 、、廉と心愛が交通事故??有り得ないよ…
私はお母さんに子供たちを任せ、病院に駆けつけた。
病室には元気そうな心愛。
その隣には、包帯が沢山巻かれ、管のたくさん繋がれた廉が静かに眠っていた。
なんで 、、、おじいちゃんおばあちゃんになっても二人で笑って、楽しく生きるって約束でしょ 、、?死ぬなんて許さないよ…
そして、病室に廉と心愛の担当医が入ってきた。
久しぶりですね。
廉の同僚、加藤さん。
前に廉が紹介してくれた人の1人。
心愛ちゃんはこの通り元気なんですけど 、、
廉は 、、心愛ちゃんのこと庇ったみたいで 、、
私が泣きながら言ったこの言葉もきっと、届いてはいないんだろうな。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!