放課後 。
ちょくちょく違和感を覚えるところは
あったが 、総じて推しと同じ空間に
いられるのならオールオッケーか ?
… うそ 、視線がさっきから痛い 。
うわ 、本物だ … … !! 笑顔眩しいし
顔立ち素晴らしいし 、生で見ると本当
えぐいな …
ライくん肩に手をかけて 「 ほな帰ろか 」
と先導する 。
はーあ 、とどデカいため息をする 。
そんななか私は見逃さなかった 。
一瞬 … … 本当に一瞬 、ライくんが
マナくんのことを睨んだところを 。
… ううん 、もしかしたら気のせいかも 。
今のところ 、文化祭イベの前ってことは
… そろそろ 放課後デートイベがあるな 。
さくめもをやり込みまくった私は次にどの
イベが待ち構えているかも 頭に入っている 。
このまま シナリオ通り行くなら 、マナくん
と一緒にカフェで時間過ごすんだけど …
今回はライくんが居る 。こんなルート私の
記憶にはない 。
正直 マナくんの話って面白いから
聞き飽きないんだよね 。
それは本当 。… それに 、反応遅れたのは
私が考え事してたせいだし 。
… やっぱなんだか変だよなぁ 。
確かにライくんは優しいけど 、こんな
頻繁に私に話をふらない … というか 、
この時点では私より マナくんのほうが
仲良かったはず … …
流石に執着され過ぎでは … ?
そうして 疑惑には蓋をし 、私達は帰路に
ついたのだった 。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。