※ちょっと切ないやつはいるよ(ちょっとね)
I side
マスク依存症になりはや8ヶ月
給食も体育もマスクを外さずに3学期までやってきた
そんなある日だった
給食の時間の出来事
先生が給食中に話しかけてきたため、
急いでマスクをつけて先生の方を向く
なんかこわい…なぁ
先生が見てくる
まじで嫌だった
肘もついてないし 、
ちゃんとお椀もって食べてるし
なにがいけないんだろ
それだけ言って先生は箸を動かした
できるわけねぇだろ(
と思いつつ先生が見てないところで食べようとする
先生がガチトンだ…
これ食べなあかんかな…
理由も聞かずにそうやって言うとかあり得んしッ
いつのまにか泣いていた
悔しかった
分かってもらえないことが
理由も聞かずに決めつけないでほしい
実話
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。