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なるせがそう言い、歩き出したとき
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めいちゃんが全力ダッシュ(多分)で走ってきた
ハアハアと息切れをし、なるせを睨み付けた
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私からしたら、どっちもどっちだよ(
私とあらきは争っている二人を見て、ため息をついた
こう言う時に役に立つのがあらき
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あらきの良いアイディアにより、私たちは先に教室に行くことにした
後でどうなるか?
それは、あらきのせいにするしかないでしょ((
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姫華がお手洗いに行っている間、スマホをいじってるまふくんとそらるさんに聞いた
もちろん、あの子と言うのは
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そう
あの子の名前を調べたら、白月あなたらしい
何か名前聞いたことあるんだよな…
まあ、入学式の時に聞いたんだと思うけど
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うーん、と言って悩む二人
思ったことをパパパって言っちゃえば良いだけなのに
俺も聞かれるだろうと思って考えていると、そらるさんの口を開いた
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…まあ、分かる
隅でずっと本読んでるからね
この前とか辞書読んでたし
まふくんも口を開いた
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確かに、艶々の色素が薄くなった髪の毛は誰が見ても綺麗と言える
けど、みつあみだからあまり映えない
残念な人だな…
そう思っているとそらるさんがまふくんを茶化していた
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そらるさんが引き気味に聞いてくる
何で俺なの!?
まあ、俺はそらるさんとまふくんとは違うけど…
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俺はそう言って笑う事しか出来なかった
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!