ジェヒョンと別れて
私は歩いていた......
ホソクに会いたくて会いたくて
あの日ホソクと会ったコンビニに向かって歩いていた
ホソクの家がどこかなんかわかんない
あのコンビニしかわからないから
ポツ......ポツ...と空から雨が降ってきた
折りたたみの傘は持ってる
でも、そんな時間も勿体なくて歩き続けた
ホソクに凄く会いたかったから
ーチョンホソク sideー
今日の夕方から雨が降るのは知っていた
改札を抜けて駅を出れば、雨がしとしと降っていて
カバンから傘を出して、家に向かって歩き出した
授業が終わって、後ろを振り返ると
いたはずのあなたがもういなくて
あなたの席の周りの奴に聞けば
「授業が終わったら、さっさと準備して帰ったよ」と言ってた
急ぎの用事があったのかな?
カトクをしてみたけど、未だに既読にはなってない
我が家はアボジが今単身赴任中で
いつもならオンマがいるんだけど
一昨日からアボジの赴任先の済州島へ行っていた
あと、4つ上の姉もいるんだけど、アメリカに留学中だ
スマホのお天気アプリを確認する
今日はこれから雨足は強くなるらしい
自室の机に座って今日の授業の復習を始めた
数学のテキストを開いて問題を解いていく
疑問に思った問題があったから
アプリで調べようと思いスマホをつかんだ
あなたとのトークルームを開いたけれど
学校から送ったメッセージはまだ既読になってない
...もしかして、彼と会っているのかな?
だから、既読が付かないとか...
いつになれば僕たち公に付き合うことができるんだろうか?
スンワンもいい加減にして欲しい
別れたいって言ってるのに...
オーディションに受かれば練習生として
ソウルに行かなきゃだから
そのタイミングで別れれるか...
だとしたら、早く合格してもらいたい
そしたら、あなたにもう一度改めて告白できるのに













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!