第4話

#4 呪いの王
27
2024/06/09 11:38
自称呪術師だという目隠し不審者さんが、
闇属性魔法に似た術式で呪霊を祓った。


なるほど
あぁいう風に呪霊は祓う事ができるのか····

五条悟
で、祓い終わったことだし
お話しようか?
あなた
そうですね

いざ、会いたかった呪術師にあったものの。
簡単に教えて貰えるものなのだろうか···
まずこの人達は味方になってくれる呪術師なのだろうか?
あなた
······
何から切り出そう····
そう悩んでいるとピンク髪の男の子がテンション高く話しかけて来た。
虎杖悠仁
な!さっきの攻撃したやつ何!?
君も術式持ってんの!?
元気いいね···
あなた
私は術式は持ってないわ
もちろん呪力も···
虎杖悠仁
え、じゃあさっきのは?
あなた
あれは魔法。 
私がいた王国には魔法という物が存在するの。
虎杖悠仁
魔法!?
伏黒恵
··王国?
釘崎野薔薇
あんた中二病?
まぁ、信じられんわな
今まで無かったものを信じろというのも無理な話。

私もあの2人からは呪霊の事を聞いていたが、
実際に国が呪霊に襲われる所を見るまで信じていなかった。
あなた
信じるか信じないかは貴方達の勝手よ 
好きにすれば良いわ

まぁ、普通は信じないわな

あの2人と今は、見せたこともあるし見てるから信じてくれてるけど

最初は信じてなくてめちゃくちゃバカにされたし

今思い出しただけでも腹が立つ

私じゃなければ間違いなく不敬罪で牢屋行きだわ


てか、それよりも気になることが······
あなた
ねぇ···貴方
ピンク頭の少年を指さす
虎杖悠仁
俺?
あなた
そう、貴方
虎杖悠仁
何?
あなた
どうして1つの体に魂が2つ入っているの?
虎杖悠仁
え··
伏黒恵
は?
釘崎野薔薇
なんでわかんのよ!
あなた
オーラを見ればすぐに分かる
虎杖悠仁
オーラ?
五条悟
見えるの?
あなた
逆に見えないの?
あなた
ここにいる貴方達全員オーラがある
あなた
いや、貴方達が呪術師ならばそれが呪力なのか···
それが貴方の中にあるもう1つの魂が1番強いオーラを放ってる
両面宿儺
ほう、小娘よくわかったな
あなた
ピンク髪の少年の頬から口と目が出てきた。

圧倒的なオーラ。
絶対に一般人じゃない。

どっかの国の王?
····いや、それにしては禍々しいオーラを感じる。

魔王と呼ぶ方が相応しい気がする。
あなた
貴方は魔王様ですか?
虎杖悠仁
五条悟
魔王www
違うよ、こいつは呪いの王両面宿儺
あなた
呪いの王···王様であることは確かなのですね
伏黒恵
そこかよ···
あなた
両面宿儺様、無礼を承知で申し上げます。
私に呪術を教えて頂けませんか?
釘崎野薔薇
は!?あんた正気!?
呪いの王に呪術を教わろうなんて!!
あなた
正気です。
この中でオーラを見る限り
両面宿儺様が圧倒的に強いです。
両面宿儺
ケヒッ小娘 
お前はよく分かっているな
両面宿儺
だが断る
両面宿儺
俺がお前に呪術を教える義理はない
あなた
そうですか····
ご検討頂きありがとうございました。
五条悟
偉く、素直に引き下がるね
あなた
はい。
ダメ元でしたので。
あなた
話を戻させて頂きます。 
貴方々が呪術師である事に間違いはありませんね?
五条悟
うん、そうだよ
五条悟
だったら、どうするの?
あなた
聞きたいことがあります。
五条悟
へぇ、何を聞きたいの?
あなた
呪術高等専門学校という所をご存知でしょうか?
五条悟
虎杖悠仁
伏黒恵
釘崎野薔薇


目隠し以外の3人の少年少女が、
顔を見合せて動揺してる。


間違いなく、彼らは”呪術高等専門学校”という所をしている。


ただ、間違いなく警戒をされている。


教えてくれるかどうかはわからない。


さて、これからどうしましょう····
ゆゆ
ゆゆ
切りマース
ゆゆ
ゆゆ
またね( ´ ▽ ` )ノ

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