第2話

40
2025/10/22 23:11 更新
あなた
…………ここ、どこ?

辺り一面、木。


というより森(((


あなた
…どこの森だよ
ミヅキ
どうしたの?
あなた
うぉわぁっ!


急に声をかけられ、びっくりする。

あなた
…だ、れ?
ミヅキ
初めまして!
ミヅキ
僕はミヅキ。君は?
あなた
…私は、あなた。
ミヅキ
あなたちゃんね、わかった。
あなた
…………


誰?このイケメン…というより童顔は。


ていうか、…………男?女??

あなた
…………あの、
ミヅキ
ん?
あなた
失礼なことお聞きしますがっ、
あなた
性別って…?
ミヅキ
あぁ、僕は男だよ!
あなた
あっ、そうなんですね!
あなた
失礼しました!
ミヅキ
いいよ〜

…………なんか、すごい派手な見た目。


なのに、すごい神秘的…

ミヅキ
…………君はさ、
あなた
…はい?
ミヅキ
善人?それとも悪人?
あなた
…………え

一瞬、風の音が鳴り止む。

ミヅキさんの真っ赤な目が、何故か、







怖い。





あなた
…………自分の、思う限りでは、
あなた
害をなすことも、善をわけることもない、
あなた
ただ、そこにいるだけの存在、かと…
ミヅキ
…………そっか!
ミヅキ
ならいいや。
あなた
え…………?
ミヅキ
悪人だったら、食べなくちゃいけないからね。
























!?!?!?!?




今、すっごい怖いこと言いませんでしたか????




あなた
(震)
ミヅキ
…………あははっ、冗談だよ
ミヅキ
だから、そんなに怖がらないで。

頬に手を当てられる。








近くね?(((






七松小平太
…………いたぞ!!!!







あなた
うわっ
 
誰かが、森の奥からこっちに来る。




多分、5、6人。





あなた
え、え???
ミヅキ
…………


ミヅキさんが、私をかばうように前に出る。


中在家長次
…………天女様
七松小平太
遅くなりました!!
立花仙蔵
お迎えに来ました、六年生です。
善法寺伊作
…怪我は、なさそうですね
食満留三郎
…………(睨)
潮江文次郎
…………忍術学園へ向かいまししょう
あなた
…………

いきなり、緑色の服を着た…………





コスプレイヤー?が、私に手を差し伸べる。






あなた
…いや、あの、
七松小平太
さぁ天女様!
善法寺伊作
あなたも
ミヅキ
…僕?
善法寺伊作
そうです!
あなた
…………


ミヅキさんも、連れて行かれそうです。











これ、ミヅキさんがついていくなら、私も行かなきゃじゃん。













死ぬくね?((






ミヅキ
…………僕はいいや。
あなた
えっ
善法寺伊作
立花仙蔵
…………!!
ミヅキ
僕、世界中の料理を食べてみたいんだ。
ミヅキ
それに、まだしなきゃいけないこともある。
ミヅキ
だから、僕はいい。
食満留三郎
…………これは強制的なものです。
食満留三郎
僕はいいなんて、言っていられませんよ。
ミヅキ
…………君は、
あなた
ミヅキさん、他のとこ行くんですか?


なにかを聞こうとしていたであろうミヅキさん。




思わず、遮ってまで聞いてしまった。


ミヅキ
…うん、行くよ。
あなた
…………なら、私も行きます!
潮江文次郎
…!なぜ、
ミヅキ
あなた
…理由はないけど、
あなた
そっちのほうが、安全な気がして、
ミヅキ
…僕がいたら安心?
あなた


必死に首を縦に振る。


頭がもげそうなくらい。




ヘドバンの勢いで頷きすぎて、頭が痛くなってきた。((


ミヅキ
…なら、一緒に行く?
あなた
行きます!!!

急に叫んだためか、肌の白い緑色の人の体がはねた。

立花仙蔵
(驚かせるなよ…………!!!)
ミヅキ
ふふ、いいよ。
ミヅキ
…君は、善人らしいからね。
中在家長次
…………(呆)
七松小平太
天女様!!
七松小平太
どうしても、駄目ですか!?
ミヅキ
…………それは、どっちに言ってる?
七松小平太
…あなたです!!


そう言って、彼は私の腕を掴んだ。

あなた
!!
ミヅキ
七松小平太
どうしても、駄目ですか?
あなた
…………嫌、です

声が震える。




でも、これが私の取った選択なんだ。



ミヅキさんと一緒に行くっていう、選択。




だから、怯むわけにはいかない。



七松小平太
…どうしても、ですか?


だんだん、彼の手の力が強くなってきた。

あなた
い、た、
ミヅキ
…………離して。
七松小平太
…………
ミヅキ
ねぇ、その子、離して。


ミヅキさんが、私の腕を掴んでる人の肩に手を置く。

七松小平太
!!
ミヅキ
やめて。
あなた
…ミヅキさ、
ミヅキ
こっち


ミヅキさんに腕を引っ張られ、ミヅキさんの後ろに行く。


ミヅキ
…怪我はない?
あなた
…………ない、です

怪我になる前にミヅキさんに止めてもらえて、本当に良かった。


ミヅキ
…………君たちは、善人?
ミヅキ
それとも、悪人?
あなた
…………!

あの、質問。
食満留三郎
…………悪人とも善人ともいえません
食満留三郎
あなた達によります
ミヅキ
…………というと?
食満留三郎
あなた達は天女様で、未来のことを知っています。
潮江文次郎
もちろん、俺たちのことも。
立花仙蔵
貴方たちが善人か悪人か。
立花仙蔵
それによって、対応を変えます。
ミヅキ
………

ミヅキさんの目から、警戒の色が解けない。




七松小平太
…詳しい話は、私たちが案内した先でしましょう!!
ミヅキ
……
ミヅキ
ねぇ、あなたちゃん。
あなた
ミヅキ
寄り道、する?
あなた
…………


それは、私に選択権を委ねるということだろう。



彼らについていくか、ついていかないかの。


…本当は、ついていきたくない。


でも、ここがどこなのかわからない私たちにとって、彼らの話を聞けないのは痛い。



これから先、必要になる情報もあるかもしれない。






なら。
あなた
…していいなら
ミヅキ
…ふふ、わかった。
ミヅキ
いいよ。ついてくよ。
ミヅキ
でも…

一瞬、空気が重くなった気がした。


ミヅキ
この子あなたちゃんに手は出さないでね。
中在家長次
…………!
善法寺伊作
…………わかりました。
善法寺伊作
約束します
ミヅキ
…じゃあ、案内お願い!
立花仙蔵
…こちらです



























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