辺り一面、木。
というより森(((
急に声をかけられ、びっくりする。
誰?このイケメン…というより童顔は。
ていうか、…………男?女??
…………なんか、すごい派手な見た目。
なのに、すごい神秘的…
一瞬、風の音が鳴り止む。
ミヅキさんの真っ赤な目が、何故か、
怖い。
!?!?!?!?
今、すっごい怖いこと言いませんでしたか????
頬に手を当てられる。
近くね?(((
誰かが、森の奥からこっちに来る。
多分、5、6人。
ミヅキさんが、私をかばうように前に出る。
いきなり、緑色の服を着た…………
コスプレイヤー?が、私に手を差し伸べる。
ミヅキさんも、連れて行かれそうです。
これ、ミヅキさんがついていくなら、私も行かなきゃじゃん。
死ぬくね?((
なにかを聞こうとしていたであろうミヅキさん。
思わず、遮ってまで聞いてしまった。
必死に首を縦に振る。
頭がもげそうなくらい。
ヘドバンの勢いで頷きすぎて、頭が痛くなってきた。((
急に叫んだためか、肌の白い緑色の人の体がはねた。
そう言って、彼は私の腕を掴んだ。
声が震える。
でも、これが私の取った選択なんだ。
ミヅキさんと一緒に行くっていう、選択。
だから、怯むわけにはいかない。
だんだん、彼の手の力が強くなってきた。
ミヅキさんが、私の腕を掴んでる人の肩に手を置く。
ミヅキさんに腕を引っ張られ、ミヅキさんの後ろに行く。
怪我になる前にミヅキさんに止めてもらえて、本当に良かった。
あの、質問。
ミヅキさんの目から、警戒の色が解けない。
それは、私に選択権を委ねるということだろう。
彼らについていくか、ついていかないかの。
…本当は、ついていきたくない。
でも、ここがどこなのかわからない私たちにとって、彼らの話を聞けないのは痛い。
これから先、必要になる情報もあるかもしれない。
なら。
一瞬、空気が重くなった気がした。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!