第12話

拾壱.
217
2025/12/06 15:29 更新
まりん
師範〜
只今ただいま戻りました〜
しのぶ
あ、まりん。
お帰りなさい。早かったですね?
すみ
それが、美味しそうな甘味処を見つけて、みんなでお団子を買って蝶屋敷で食べようって話になったんです!
しのぶ
あら!いいですね。
お茶でも入れましょうか。
師範がお茶を入れてくれることになった。
なほ
いい匂いです〜
カナヲ
お茶が入ったみたいですよ〜
台所からお茶のいい匂いが漂ってくる。

師範がいいお茶を入れてくれたみたい。
まりん
いっただっきま〜す!
私は思いっきりお団子にかぶりつく。

みたらしの甘じょっぱさと団子のほのかな甘味が口の中いっぱいに広がる。

ここで、すかさずお茶を流し込む。

苦みが口いっぱいに広がって団子の甘みをかき消していく。
まりん
うまぁ〜〜〜
しのぶ
本当に美味しいですね!
まりんの選択は間違ってなかったですね!
私達は縁側でお団子を堪能したあと、それぞれの仕事に戻った。

私は、カナヲちゃんに稽古をつけてあげることにした。
アオイ
みなさーん!
晩御飯できましたよー!
やっとこさ晩御飯。

ずっとカナヲちゃんと稽古してたからお腹すいた〜
しのぶ
皆さん!大変です!
刀鍛冶の里が上弦の肆と伍の襲撃にあったみたいで…
一同
え!?
まりん
今からでも向かえば…!
しのぶ
いや、刀鍛冶の里は隠されているので、そこまで行く隠を集めるところから始まるんです。
なので間に合わないかと…
重症者多数の予測が出てるので手当の準備を進めるほうがいいでしょう。
師範になだめられ、私達は手当の準備を始めることにした。

やっぱり無一郎の勘は当たってたんだ…
すみ
刀鍛冶の里には時透さんと甘露寺さんが滞在しているそうなので、大丈夫かと思われるんですが…
まりん
うん…
大丈夫だって信じよう…
私達は黙々と準備を進める。

蝶屋敷の空気は重い。
カナヲ
あっ、あの!
晩御飯…
カナヲちゃんが声を上げた。

準備に気を取られてて晩御飯のことすっかり忘れてた。

あんなにお腹空いてたのに…
アオイ
今はそれどころじゃ…!
しのぶ
アオイ。
一旦晩御飯でも食べて落ち着きましょうか。
冷めてしまっても困りますしね。
師範にさとされ私達は一旦晩御飯を食べることにした。

アオイに作ってもらったご飯は少し冷めている。
私達は黙々と食べ始める。

しかし、空気は重いままだ。

刀鍛冶の里のことが心配でご飯も喉を通らない。
カナヲ
アオイ、この煮物とってもおいしい
カナヲちゃんが口を開いた。

たった一言、されど一言。
カナヲちゃんが話してくれたおかげで一気に場が和んだ。
アオイ
ありがとう。
素直に言われると嬉しいですね(照)
きよ
このお漬物もとってもおいしいです!
まりん
うん!
お味噌汁もおいしい!
しのぶ
さ!早く食べて用意しちゃいましょうか!
一同
はい!

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