ども、詩季です。
本日
【マーガレット・リリック】
奇跡を抱きしめて
を公開致しました。
少し、書かせてください。
今回のお話は、この【マーガレット・リリック】を形にしようと決めるキッカケになった、私の中で一番大切な章です。
彼に恋をして。
想いのままに、恋をしていって。
色んな表情・仕草・喋り方・生き方を見せてくれる彼が愛おしくて。
そんな中で、ある日突然頭の中に降ってきた映像。
それが冒頭の描写だったり、前半部分の会話の部分に使われています。
【マーガレット・リリック】の下書きとして使っていたスマホのメモに最初から居て、大切に大切に抱きしめてきた言葉たちです
まさかこんなに長いこと居てもらうことになるとは思っていませんでしたが…今、無事その巣立ちを終えて…私自身が想像していたよりずっと、悲しみより清々しい気持ちの方が大きいのが不思議です。
下書きを本文に移す作業をしながら、ふたりの空気感や会話の雰囲気が私の予想とは随分変わったなぁ…と思っていました。
書き進めるにつれ、ネガティブな言葉や描写を
「いや、これは要らないな」
と消していく。
そして、彼のポジティブを書き足していく。
なんて、幸せな時間なのだろうと思いました。
ここまで愛を深く育んできてくれたあのふたりに、感謝しかありません。
前に進んでいるつもりでも、ふいに振り向いてしまうことだってある。立ち止まることだってある。
それでもいい。
そのあとでまた、進むべき道を向けるのなら。
道は前にだけあるわけじゃない。
右に曲がっても、左に曲がっても、たとえ細い側道に迷い込んでしまっても…きっとどこかで道はつながっている。
そのことを忘れなければ、どうにかなる。
それが大切な人のそばで、なら最高に幸せ。
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予告です。
2023年8月30日(水) 時間未定
【マーガレット・リリック】
re:epilogue…You & Me
を公開予定です。
この日に、完結させることに意味がある。
そう思って、ここまで進めてきました。
最後までどうぞ、お付き合いください。
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20230826 詩季
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!