鴎Side
俺がそう問いかけると、笑顔で頷くそらちゃん
進んでる方向的にこのままだと宿屋に着くのだが…
目を輝かせて屋台を見る姿が小さい子供と似ていて思わず笑ってしまう
自分の格好を改めて見ると…
・両手に魔獣の串肉
・屋台のおっちゃんからもらった紅白のはちまき
・これもおっちゃんからもらった『祭り』と描かれたうちわ
どう考えても俺の方がはしゃいでますね()
そらちゃんが明らかに困惑した表情に変わる
自分の発言が信じられないような顔だ
前に俺も同じようなことになったから気持ちはよくわかる
不機嫌そうな声で聞いてくるそらちゃん
……なろっちとかに告げ口されたらまずいな…
少し悩んだ末、認められることができた。
本人は取り繕っているつもりかもしれないが、口元がにやけているのがよくわかる
屋台の通りをふらふらと右へ左へ慎重に選ぼうとしている背中を笑いながら追いかける
何かヤバいことが聞こえた気がするが気にしない
屋台は楽しんだもん勝ちさ!
翔Side
隣で興奮している戦友の頭を無言で叩く
伝説の剣を見ているかいとの横で、武器屋のおっちゃんも呆れている
こちらに気づいたんだろう、おっちゃんが話しかけてくる


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。