第170話

🧸✨🪻
85
2023/09/12 02:00 更新
叶琉生
叶琉生
とりあえず、言うのもかなり不安だったんじゃない?
大和優斗
大和優斗
不安?
ただの受験だろ?
叶琉生
叶琉生
僕たちの受験の時、優斗は決まってから伝えたよな?
大和優斗
大和優斗
嗚呼
受験して受かりませんでしたなんてかっこつかねぇだろ
叶琉生
叶琉生
それと似たものなんじゃない?
大和優斗
大和優斗
似たもの……か
叶琉生
叶琉生
だから、知ってても何も言わなかったんだよ
僕はね
大和優斗
大和優斗
琉生、お前天才だな!
叶琉生
叶琉生
あー、まぁ?
そんなことをいいながらスマホを持ちソファに行き凛に渡す
笹木凛
笹木凛
なに食ってもいい訳?
叶琉生
叶琉生
なに食べる気?
笹木凛
笹木凛
鰻食いたくね?
叶琉生
叶琉生
その気持ちは分からないね
笹木凛
笹木凛
は?
優斗パイセンも鰻食いてぇよな?
大和優斗
大和優斗
鰻?
土用の丑の日でもなんでもねぇだろ?
笹木凛
笹木凛
違ぇけど鰻って高ぇし!
叶琉生
叶琉生
値段問題…と
そんなことをいいながら笑うとゆっくり起き上がり目を擦る玲音を見ると
天王寺玲音
天王寺玲音
だれ?
といいながら凛の腕を掴んでこちらを見ない玲音の頭を撫で凛と目を合わせてから玲音の目の前に顔を持っていき
叶琉生
叶琉生
おはよう
よく寝てたね
天王寺玲音
天王寺玲音
琉生くん!
そう言うと嬉しそうに僕の方へと腕を伸ばしてきたためソファの背もたれ越しに抱きしめ頭を撫でる
叶琉生
叶琉生
何か出前頼むけど、玲音も食べる?
天王寺玲音
天王寺玲音
うーん…
そんな声を出しながら僕の肩に顔を埋める玲音の頭をぽんぽんとしてから
叶琉生
叶琉生
ゆっくり凛と選んだらいいよ
僕は優斗と少し話すからね
そういえば小さく頷いた玲音はゆっくり離れまた凛に抱きついたのを見てから優斗の隣にまた座った

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