第4話

第二話「もしもその紅が再び立ち上がったなら」
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2026/08/16 04:09 更新
林檎
林檎
ううぅ…
仲良くなれるかな…!!
弥生
弥生
大丈夫だってばぁ~!
赤を考えれば落ち着くよ!
林檎
林檎
…
(赤を考えてみた。だけど、赤を考えても…あのお方しか思い浮かばない。どうしよう。人々に慣れていなければ、ヒーロー失格かな。あの人になれなければ…その赤は…薄いの(才能がない)…?)

…仲良く、なれるかな。
弥生
弥生
(…私はいつだって、あのお方の事を考えている。…あのお方は、死んだ。だけど、何度も赤を思い出しても…あのお方しか思い浮かばない。…なんでだろう。その紅は帰ってこないのに、寂しい。あのお方がまだ生きてまだ愛がほしかった。あのお方は、なんだかんだ優しかった。厳しくても優しかった。40歳に死んでしまった。まだ、生きれた可能性があったのに。)

…まぁ、同級生に話しかけたらそのうち仲良くなれるよ!

(すべては、あのお方のため。そして、平和と正義のため。)
弥生&林檎
…ん?
林檎
林檎
(あの青髪の人…凄い青いパワーを感じる。…スピード系?…あの人は間違いない。プロヒーローになれる!)
弥生
弥生
(あれ、あの人からすっごい才能を感じる。…私達赤の才能とは別に、どんどん成長していって苦労する才能がある…!)

ねぇ林檎!あの人に話してみない?
林檎
林檎
う、うん!
弥生&林檎
ねぇ、そこの君
???
あ、はい?どうしたの?
弥生
弥生
名前は
林檎
林檎
な、なんですか!
天晴
俺は飯田天晴(いいだ てんせい)だよ!よろしくね!
弥生
弥生
飯田くんか!
弥生&林檎
よ、よろしくね…!/よろしく~!
一方そのころ、天国では…
玖糲奈李
玖糲奈李
…あら。
二代目と三代目も、
よくやってるみたいね。

林檎の方が心配だったけれど…
ちゃんと人の名前、聞けてるみたい。

ねぇ、私は
朽ちてもまだ残った赤を見守っているわ。
―————全ての悪が、終わるまで。
弥生&林檎
…
(あのお方、見守ってくれてるかな。ねぇ、一代目のあなた様。私たちは、貴方の為に、役に立つよ。)
ホームルームのチャイムがなった。
担任
ホームルーム始めるぞー。
担任
…って言っても、これから連携が大事になるし
自由時間にする!仲良くしたりしろよ!
↑明らかに面倒くさくてそうっぽいこと言ってる人
弥生
弥生
んー、ねぇねぇ、林檎!
何する?
林檎
林檎
わ、私は…
一人で人に話しかけてみる…
弥生
弥生
そ、そっか!

(私、一人ぼっち?…だけど、大丈夫…だよね?私も人に話しかければ…寂しがりは無くなる…でしょ?)
この赤の薔薇は まだ咲き誇る
その運命は まだ続いた
終わることのない その宿命は
歴代の紅を惑わし それはまるで
呪いみたいだった
その善の宿命さえも、呪いみたいだった。

七つの大罪はまだ 世に舞う
いつまで 悪の連鎖は続くのだろうか
いつまで 善の連鎖は続くのだろうか
その欲望は 願うのか
その貪欲は 怒られるのか
その心は 煩悩なのか
その脳みそは 真っ黒なのか
まだ誰も知らない その罪は 世界に塗れている


真っ白なんて 存在するはずなかった 欲望に塗れ
善を背負う者さえも その善を切り捨てるかもしれない
善を背負う者さえも その善を忘れ炎を纏うかもしれない

その未来は 善さえも悪さえも 見えなかった
紅の一家は完全なる善なのか? それとも
炎と氷みたいな悪と善が混じる一家なのか?

それはまだだれも知らない
ハッピーだった原罪さえも 無知だからこそ
アンハッピーな結末に辿り着いた

人々は 弱いと認めない だって
プライドがそれを許さない
プライドに囚われた末路は 人々の怒りを買った

その自分を一番だと思う大罪さえも
憤怒で居なくなってしまった

その貪欲さえも 人々の怒りを買い
居なくなってしまった

友情 トラウマ 正義 幻覚
希望 破滅 夢 欲 愛 死

人々はそれを欲して代償を背負い
そしていなくなった

ある日ある日
その真っ赤な英雄は狂い咲いた
人々から拍手喝采で 死ぬときも
人々に囲まれ 死んだ

その狂気は 真っ赤な薔薇として咲き
そして真っ黒に染まり そして赤にも染まり
最期を迎えた だが人々は それに目を逸らし
死んでいない、行方不明になってるだけだと
思われている

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