一方そのころ、天国では…
ホームルームのチャイムがなった。
↑明らかに面倒くさくてそうっぽいこと言ってる人
この赤の薔薇は まだ咲き誇る
その運命は まだ続いた
終わることのない その宿命は
歴代の紅を惑わし それはまるで
呪いみたいだった
その善の宿命さえも、呪いみたいだった。
七つの大罪はまだ 世に舞う
いつまで 悪の連鎖は続くのだろうか
いつまで 善の連鎖は続くのだろうか
その欲望は 願うのか
その貪欲は 怒られるのか
その心は 煩悩なのか
その脳みそは 真っ黒なのか
まだ誰も知らない その罪は 世界に塗れている
真っ白なんて 存在するはずなかった 欲望に塗れ
善を背負う者さえも その善を切り捨てるかもしれない
善を背負う者さえも その善を忘れ炎を纏うかもしれない
その未来は 善さえも悪さえも 見えなかった
紅の一家は完全なる善なのか? それとも
炎と氷みたいな悪と善が混じる一家なのか?
それはまだだれも知らない
ハッピーだった原罪さえも 無知だからこそ
アンハッピーな結末に辿り着いた
人々は 弱いと認めない だって
プライドがそれを許さない
プライドに囚われた末路は 人々の怒りを買った
その自分を一番だと思う大罪さえも
憤怒で居なくなってしまった
その貪欲さえも 人々の怒りを買い
居なくなってしまった
友情 トラウマ 正義 幻覚
希望 破滅 夢 欲 愛 死
人々はそれを欲して代償を背負い
そしていなくなった
ある日ある日
その真っ赤な英雄は狂い咲いた
人々から拍手喝采で 死ぬときも
人々に囲まれ 死んだ
その狂気は 真っ赤な薔薇として咲き
そして真っ黒に染まり そして赤にも染まり
最期を迎えた だが人々は それに目を逸らし
死んでいない、行方不明になってるだけだと
思われている















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!