第36話

36話
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2024/06/19 14:38
 あなたside

蘭「-----組織構成員の〜〜〜〜が〜〜〜〜〜〜〜〜で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だから全員皆殺しって感じで〜〜〜〜〜〜〜〜だから三途が〜〜〜〜〜〜に〜〜〜〜〜〜〜〜だよ」

長い蘭お兄ちゃんの報告が終わる

佐野「そうか。…あなたの父親は?」

蘭「連れて帰ってきましたよ」

とニッコリ答える蘭お兄ちゃん

佐野「喋れる状態か?」

蘭「それが顎の骨割れちゃってるみたいで喋れるかわかんないかな」

佐野「そうか。わかったからさっさと出ていけ。」

蘭「首領ってばいじわるだねぇ〜」

と言いながら片手をあげヒラヒラしながら出ていく。

蘭お兄ちゃんがちゃんとお仕事してた。

すごく珍しいなぁ











ご飯を食べた後にはるちよさんのところに行く事にした。

食後すぐに部屋を出ようとするわたしを見てりんどーお兄ちゃんが呼び止める

竜胆「あなたどこ行くの?」

『ちょっとはるちよさんの様子見よかなって』

竜胆「なら俺も着いてくわ」

そう言ってりんどーお兄ちゃんも着いてきた。




はるちよさんの部屋のドアを開ける

ガチャ…


電気は少し暗く設定してあった。


竜胆「オイ、ヤク中生きてっかー?」

むくりと起き上がるはるちよさん。

体は包帯まみれ。

どれだけ怪我してたんだろ…

三途「うるせぇ。来んな。クソクラゲ」

『はるちよさん大丈夫?もう痛くない?』

三途「もう痛くねぇよ。こんなんかすり傷だわ」

竜胆「何カッコつけてんの笑」

『ご飯食べた?』

三途「おう。」

『良かったぁ…』

三途「テメェは大袈裟すぎんだよ」

竜胆「心配してもらってんだからその反応はねぇだろ」

三途「黙れ。クソドブ。」

いつもの三途さんだ。

ホントに良かった

三途「ガキ。」

竜胆「ガキってなんだよ。ちゃんとあなたって呼べよ」

三途「………あなた」

すると少し恥ずかしそうにするはるちよさん

竜胆「お前キッショ…何赤くなってんの……ほんとにキモイんだけど…。」

三途「黙れ!このクソ谷!!」

『ど、どうしたの、?はるちよさん…/』

初めて名前で呼ばれて嬉しいのと、少し恥ずかしいのが混ざって変に暑くなる

三途「なんつーか…部屋、ありがとな」

『うん!』

竜胆「ヤク中がありがとうとか明日槍でも降るんじゃね?」

三途「テメェは黙ってろや!!」

なんだかんだ言って本当は仲がいいんだろうけど

2人ともお口が悪い。

『2人とも仲良くしないとダメだよ?』

竜胆「今はあなたがいるから優しくしてやってもいーぜ?笑 春千代先輩笑」

三途「そりゃこっちのセリフだわ。」




はるちよさん元気に戻ったみたい。

この言い合いが終わることはなかった。



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