A.H.は会議室に入る
ライトが一つだけの薄暗い部屋
A.H.は椅子に座り、机の上にファイルを置く
ファイルの中にはあ80枚程度の原稿用紙
それを1枚1枚丁寧にめくり内容を見る
そして最後のページを見てファイルを閉じる
ファイルの表紙には、
「12の影たちと12の光」
そう、書いてあった
前を見ると、既に人は揃っているようだった
そしてA.H.はゆっくりと口を開き
ロージュ・レイトー、ヒロ、地様、天様、そして今回の主役冴闡夜壊
全員で大きなテーブルを囲む
みんな一言ずつ夜壊に感想を述べる
A.H.はガクリと肩を落としてチキンを頬張る
いや美味いんかい
その時、入口のドアが開く
傍観者のふたりだった
手には大きな箱
おそらく、それがケーキだろう
その後、A.H.一同はお祭り騒ぎ
気が狂ったように騒ぎ立てた
ということで
ようやく、ようやくですよ
「12の影たちと12の光」が完結致しました
1番最初に創りだして、ながーく続いたこの作品も終わりを迎えました
(まあ、ネタが思いつかなかったんだけど、)
今後の作品にも目を通し、評価をつけていただければなと思っております
どうぞ、よろしくお願い致します
それではまた次のHの休日で会いましょう
continue to next time
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。