第10話

9話
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2022/09/04 14:10 更新
りいぬside

俺はその場から逃げ出して屋上に来ていた
赤崎 朱里
ハァッ…ハァッ
や、や、やってしまった…
ころちゃんやジェルくんはなんにも悪くないのに…
赤崎 朱里
…もうヤダッ
なんで…?なんで俺だけなの?
変わったら変わったで意味ないじゃんッ

みんな俺の顔みたら絶対嫌うんだ。

だって気持ち悪いでしょ??

だから隠してたのに…それが間違いなの?
赤崎 朱里
よくわかんないッ
地味になったらなったで、みんな近寄らないし…
俺はひとりぼっちになるの?また??

なにが正解だったの?
みんな受け入れてくれると思う?

変わり者は個性的でいいとか言うかもしんないけど違うんだよ?
変わり者は距離をおかれるの。
みんなと少しでも違ったら離れていっちゃうの。
だから、普通でいようって思ったのに。
赤崎 朱里
もう疲れたよ
せっかく上手くいってたのに
友達やっと出来たのに
赤崎 朱里
はぁ…まぁ昔からだもんな…
???
なにが昔からだって?
赤崎 朱里
へ?
後ろを振り返るとそこに居たのは









桃瀬 さとみ
やっと見つけた
赤崎 朱里
さとみ…くん?
桃瀬 さとみ
んで、なにがそんなに不安なんだ?
赤崎 朱里
ッ…君には関係ない…
桃瀬 さとみ
…はぁ
赤崎 朱里
ビクッ
桃瀬 さとみ
今度は無理にでも言わせる
赤崎 朱里
え?
桃瀬 さとみ
りいぬ!
赤崎 朱里
は、ひゃい!?
桃瀬 さとみ
ブッwwww
赤崎 朱里
ちょ!?笑わないでよ!!
桃瀬 さとみ
お前wそういうとこほんとかわんないwww
赤崎 朱里
変わらない…?
桃瀬 さとみ
あ、いや、その
桃瀬 さとみ
それで?なにがあったんだよ
赤崎 朱里
えっと、
桃瀬 さとみ
教えないと血吸うぞ
赤崎 朱里
へ!?!?
桃瀬 さとみ
さぁどっちだ、吸われるか俺が吸うかどっちがいい
赤崎 朱里
どっちも吸ってるじゃん!
桃瀬 さとみ
あ、ばれた
赤崎 朱里
もうッ
桃瀬 さとみ
まぁ、俺はおめえの顔みても気持ち悪いとかは思わないよ
赤崎 朱里
え、?
なんで…なんで知ってるの?
桃瀬 さとみ
あれ?悩んでること違った?
赤崎 朱里
いや、そう…だけど
桃瀬 さとみ
俺だって髪の毛ピンクだし、目の色青だし?
まぁこれで200年生きてんだけどさw
赤崎 朱里
ッ…
桃瀬 さとみ
…生き物は見た目じゃない中身が大事…だろ?
赤崎 朱里
桃瀬 さとみ
りいぬは良い奴だ。
俺はちゃんと分かってるから
だから、りいぬのこと嫌いになんてなるわけない
赤崎 朱里
ほ、ほんと?
桃瀬 さとみ
ああ
桃瀬 さとみ
それに、りいぬのことあいつらもほっとかないだろうなw
赤崎 朱里
あいつらって?
その時だった
ガチャ
青木 紺
りいぬくん!!!!
黄瀬 月光
りいぬ!!
橙山 詩絵瑠
あ!おった!
紫藤 七瀬
よかった…!
赤崎 朱里
み、みんな?
青木 紺
ごめん!りいぬくん!!
りいぬくんの気も知らないで僕ッ
橙山 詩絵瑠
俺もごめんな?
赤崎 朱里
だ、大丈夫だよ?
俺の方こそごめんね?
桃瀬 さとみ
ほらな?
赤崎 朱里
ッ~
桃瀬 さとみ
あと、本当のりいぬの姿みてもあいつらはなんにも言わないよ。むしろ美人すぎてびっくりするかもな!笑
俺の時がそうだったから大丈夫
赤崎 朱里
あ、ありがとう
桃瀬 さとみ
おう
……なんか心が暖かくなるのがわかった


あ、この暖かさ昔感じたことがある


いつだっけ…
「…暖かいね?」
「ああ、お前のおかげでな」
赤崎 朱里
ッ!?
知ってる…誰だ…この人…
赤崎 朱里
桃瀬 さとみ
?どうした?
赤崎 朱里
!?
似てる…?いや、似てるだけ…?
ねぇ
赤崎 朱里
君は一体誰なの…
俺に初めて暖かさを教えてくれた人

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