朝起きて、鏡を見たら、
頭の上に
数字が見えるようになっていた。
も〜!朝から情報量多すぎだろ…
それにしても、あなたの一人称変なこと昨日しちゃったのかな…??
でも心当たりないし…てかこの数字なんなんだろ…?
え、ええええええええええええええ…
ぺいんとの頭にも数字?!!
たしかにお母さんにもついてたけど…!!
てか、数字でかすぎじゃね…?? レベチにもほどがあるって!!!
おかしい。おかしすぎる。
隣の席のあいつも、担任の先生も、生徒会長まで…!!
頭の上の数値がレベチ過ぎる…!!
え、これなんかのドッキリなのか…?
そもそも、頭の数値の意味が全くわからない…
ショッピくんは、私のことめっちゃいじってくる。
優しくされたことなんか、今まで接してきて一度もない。
だからあんまり関わりたくないんだけど…
う〜ん…!数値がレベチ過ぎる…!
え〜??ますます数値の意味がわからないんだけど…??
あ、
わかったかも
これ、嫌われてる度じゃない?
だって、ショッピくんあなたの一人称のこと絶対嫌いだし。
好感度だったら、おかしすぎるし。
だったら今まで会ってきた人全員…
嫌われてたってこと?
はーい、新作です〜!
いかがだったでしょうか??
良ければ、お気に入り・ハートよろしくお願いします〜!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。