いむ兄が1 、 2 、 と数える間に俺はすぐに隠れ場所を探す
いむ兄は頭が良いし 、 運動神経もそこそこよい方だから見つけるなんて朝飯前 。
俺の目の前には和室の上にある屋根裏部屋 。
ここに隠れるか っ !!
登りづらいなんて当たり前だけどね
ぼろぼろの梯子に足を踏みかける
その瞬間 、 リビングから大きな音がした
けど 、 もう3 、 4段程登ってしまったから戻るつもりなんて全くない
戻ったらまた1からスタートだもん
俺は登りきると 、 ドアを閉め独りぼっちになった 。
早く見つけてね 、 お兄ちゃん ____
お兄ちゃん 、 独りってこんなに怖いんだね ... 知らなかったよ 。
この屋根裏部屋 、 今じゃ要らないものを収納するスペースになっているから 、 汚いんだよね
それに不気味すぎる 。
お兄ちゃん 、 遅いなぁ ... 何時もは一瞬で見つけてくるのに 。
20分後 >
お兄ちゃんは中々来なかった ____
出ようとすると 、 何故か鍵がかかっていた 。
屋根裏部屋にはりうら独り 。
怖い ... 不気味すぎて怖い 。
要らなくなったお人形さんやぬいぐるみなんて此処には山ほどある 。
錆びたカッターや 、 ナイフ 、 包丁も 、 未だに此処に残っている 。
りうらは震えが止まらぬまま 、 お兄ちゃんへ此処から叫び続けた ____












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。