今日は団長様と約束していたネネのお墓参りの日
私はネネが亡くなった事を比較的最近知ったので正直まだ実感が湧かない
…でも、、ネネのお墓を見たら現実味が増しちゃいそう…
先程市場にある花屋さんに寄ってからネネのお墓にお供えする花束を見繕ってきたのだ
団長様と話をしているうちにとうとうネネのお墓の前に着いてしまった
墓石には名前と生まれた西暦から亡くなった西暦までの数字が刻まれていた
次の瞬間両目からポロポロと涙が溢れ出た
泣かないと決めていたのにいざネネの、親友のお墓を見ると思っていたよりもショックが大きくて
『ああ、ネネは本当にこの世にいないんだ』って
いつかそのうちふらっと私の前に現れるのではと淡い期待を寄せていたけどそれが叶う可能性もゼロになっちゃった
必死に止めようとして目の縁をひたすら擦るが一向に収まる気配はない
その言葉を聞いた瞬間私の感情が爆発するように、そして我慢できずに沢山泣いた
まるで子供が泣きじゃくるように
その間団長様はこちらを気にかけるわけでも席を外す訳でもなくただじっとネネのお墓を見つめていた















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。