俺は
努力とか元々はできる方だった
元々は成績もそこそことってたし
でもみんなと話せなかった
陰キャとかそういうんじゃない
コミュ障とかそういうんじゃない
でも、なんか生きてる心地がしなくて
だからやめた。
というか、辞めさせられた
あいつ、らだお先生に
そして、あいつらに
らだお先生は俺に勉強をやめさせた
親は反対していたけど
でも、先生は
人間らしく生きることを薦めてくれた
違う。
強制的にそうさせられた
俺自身はどっちでもよかった、どうでもよかった
でも言える。今なら言える
この生き方を選んでよかった
俺は先生が、あいつらが大好きだ
あの幸せが続くなら、もう自分もいらない
変な話だ、でも本当にそうだ
なのに。
不気味に笑う先生はもはや人間ではなかった














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。