すちSide
練習してきたからと言って緊張しないわけもないよなぁ…
昨日ほんとに寝れなかったし。
練習してる時すぐ終われって思ってたはずなんだけどな。
…終わんないでほしい。
暇72Side
…もう、いや、…卒業式で泣かない方がおかしいだろ。
泣くための行事…ではないけど。
いやまぁ俺2年生なんだけど、別に先輩らが卒業したからと言って別になんともないし!!
…なんともないし。
駄目だ全然虚勢張れない。
…これ終わったら、3年は教室行ってからこっち来るから…
校門で待ってよ。
言うか、自然に誘えばいいだけ…
しれっと連写してやろうかな…
…やべ、涙出てきた。
先輩の前で泣く予定じゃなかったんだけどな。
先輩が好きだから。
1人の尊敬する先輩としても、恋愛的な意味でも。
…言えないけど。
素直に言えたら…
素直な俺…それは俺じゃない誰かか。
告白なんて、出来る訳ねぇじゃん。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。